【謹告】当ブログにおける私(編集長)の立ち位置について
紙の『記録』を移行して約1ヶ月。著者の皆様も多くもご了承いただいた通り順調に新作を発表いただいている。同時に編集部員による取材記事もアップできている。よりよい内容を目指すつもりなのでご指導ご鞭撻を今後とも賜れば幸いである。
さて今回は編集長である私の立ち位置について。
当ブログは元々株式会社アストラのホームページの1コーナー「月刊『記録』編集長」として私一人が書いていた。市区町村のHPにある「市長より」みたいなもので、あってもなくてもいいけどあれば賑やかしになる程度で進めていた。
それが案外なアクセス数となると同時に編集部から「紙の『記録』を盛り上げるネット展開をしたい」旨の申し出があり、新しくブログなどを始めるよりは一定のアクセスがある当ブログを改変してはどうかとの結論に達した。結果として編集部員による「月刊『記録』編集部」がスタートする。
そこに今回の改変である。編集部とは著者の皆様の黒子となるべき存在だから当ブログが「月刊『記録』」となった時点で執筆から退くべきと当初は考えた。しかし幸か不幸か小社は零細で私を除く編集部員もまた一面ではライターとして紙の『記録』にも書いていたためルポなど取材ものは編集部筆もブログ版「月刊『記録』」に残してよかろうと判断した。今は大畑や奥山が担っている部分となる。
残る問題は私自身である。私は立場上、企画・編集のすべてに関わり、発案の多くを手がけている。大畑や奥山の記事も含めてだ。と同時に編集長なるものは究極の黒子であり云々をブログ版とはいえ書くべきではないのではないかと悩んでいる。
できれば私も物書きの端くれなので取材して記事を書きたい。しかし私までそっち側へ回ると支える役割を果たす者が誰もいなくなる。かといって当ブログの執筆を止めてしまうと以上のような経緯より極少数ではあるも以前より読んで下さっていた読者様に不義理をするのも事実である。したがって従前のまま週1回は書いている。
でも本当はいけないのだ。取りあえず私の紹介をプロフィルの一番下とし最下位の位置付けとはした。とはいえ週1回となると7分の1。雑誌で換算すると数ページを担っている勘定となる。そんな編集長はいない。編集長などせいぜい数行の編集後記を月1回書き、後はお知らせやらお詫び、お願いといったところで顔を出せばいい。現に紙の『記録』ではそうしていた。私個人としては編集後記さえ書くべきでないとの思いがあり紙の『記録』にはいっさい登場しないで来た。
ゆえに悩んでいる。もう少し今までと同じような位置づけで続けようと思う。それでどうしても違和感が出てしまうと判断したら後続の企画を立てた上で撤退するつもりだ。ご理解いただければ幸甚である(編集長)
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