東京みくじ巡り

2012年4月24日 (火)

東京みくじ巡り/新井薬師梅照院

Araiyakushi  新井薬師梅照院へ行ってきた。薬師と名のつくとおりここは本尊が薬師如来の寺で、眼病平癒と子育てというかなりかけ離れた分野が専門らしい。本尊は秘仏で寅年のみ開帳されるそうだ。秘仏ってなんか色っぽい響きだと思いませんか。たぶん「秘」がつくからなのだろうけど、滅多に見ることができないものの神秘さというのは、風が吹いたときにめくりあがるスカートからパンツがちらり見えるか見えないか、もしくは前かがみになったVネックのセーターからブラジャーが見えるか見えないかというチラリズムに通ずるところがあってとてもいいです。罰当たりな喩えですみませんね。

 さて、新井薬師は寺だけどみくじがあったので引いてきた。7や49に縁があるのかは知らないがよくあたる。今回は49番という泣けてくるような数字を引いたが、運勢は吉だったからよしとする。
 開運招福お守り入りなのであけてみると寿老尊が入っていた。毎日の心の平和と円満な家庭作りを授けてくれるらしい。心の平和は私に一番必要なのでありがたい。このお守りは全部で17種類あるようで、七福神のほか招き猫や小槌、だるまなどバリエーションに富んだお守りが入っている。最近ではみくじの内容よりも、このような小物のほうが気になる。みくじについてはフォームが一定なので記載内容がほとんど同じで、特徴ある仕様のものであれば読んでおもしろいがそのようなものはめったにない。

 この連載をはじめていくつもみくじを引いてきたが、どうも私の運勢はアゲアゲのようで。もちろん謙虚にだとか、目上の人に引き立てられるといった条件がついてくるものの基本的に運がいいらしいのだ。まぁ、神様仏様に言われなくてもわかってはいたけれど、文字にして伝えられると嬉しいものです。私は運がいいからね♪と、とても前向きになれます。マイナスの言葉を言われたり口にすると気分が盛り下がるけれど、プラスの言葉をかけられるとハッピーな気分になるじゃないですか。前向きな気持ちになると自分にも周囲にも優しくなれるし、そうなるとあの人はできた人だという評判が立つようになって、それによって新しい仕事が舞い込んでくるかもしれないし、素敵な恋人もできるかもしれない。これはまさに「引き寄せの法則」ではないか! 自己啓発本や占いもいいけれど、幸せな未来が訪れてほしい人、幸せな恋愛を求める人は、今すぐ100円握りしめて神社か寺へ急ぐのだ。ジュースより安い価格で未来が変わるかもしれない。けど、みくじには凶もあるし、必ずしもいいことが書いてあるわけではない。そういうときは割り切ろう。人間、時には割り切ることも必要だからね。(月島めぐる)

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2012年4月10日 (火)

東京みくじ巡り/千束稲荷神社

Senzokuinari  鷲神社の近くに、5千円札の樋口一葉の『たけくらべ』の作中で、子供たちが遊んだ神社として有名な千束稲荷神社がある。ここは吉原が近いから華やかなのかと思っていたらそんなことはなく、住宅街の中にひっそりこぢんまりと佇んでいて「華やか」という言葉からはかけ離れている場所だった。千束稲荷や鳳神社、件の吉原もそうだけど行くのに手間がかかる。電車なら日比谷線三ノ輪駅から徒歩、または浅草からバス。選択肢が少ない。

 境内は狭いながら余計な装飾がないせいで思ったより広く感じられた。拝殿も立派できちんと世話がされている。印象的だったのは、入ってすぐにある樋口一葉像。ゆかりがありますということが一目でわかる構造になっている。なんて親切なんだ。しかも、この親切具合は一葉像だけでなくみくじにまで及んでいる。なんと、みくじが賽銭箱の横に設置されているのだ。
 みくじ設置場所といえば、小規模の神社では社務所、中規模以上だと神札授与所か、独立してあるのが常識だ。しかし、千束稲荷はその常識を打ち破っているのだ。このメリットは大きい。セットになっているおかげで移動する手間が省け、さらに賽銭箱にお金をいれ、願掛けした直後に運だめしができるのだ。せっかちな江戸っ子に向けた神社側の配慮なのかもしれない(省スペース化という見方もある)。
 江戸っ子といえば“粋”だが、置いてあるみくじがまたいい。白黒印刷の味気ないものではなく、「華みくじ」という少し高いけどカラフルでかわいい入れ物に入ったものを採用している。これを置こうと提案した人、いい仕事してるねぇ。拝殿は木造で使われる色味も少ないし地味。しかし、それが功を奏して華みくじが引き立てられるので、思わずお金を入れてしまう。もしかして、江戸っ子への配慮や粋と見せかけた神社側のビジネス戦略だったりして。

 本題のみくじだが、みくじそのものは至ってふつう。運勢は大吉。どうやら私の真価が周囲から認められるらしい。発揮できる真価があるかは謎だが、努力や苦労が実を結んでくれるのはありがたい。最近よく目にする「目上の人から引き立てられる」だが、なかなかそれを実感できない。気づいていないだけかもしれないが、アンテナを張り巡らせてみようと思う。
 注目すべきはみくじではなく、お守りのような作りの入れ物だ。開くと願い事を書くスペースがあるのだが、叶えるには信心と努力が条件になっていて、一筋縄ではいかない仕組みになっている。
 そういえば、これまで引いたみくじの多くに「努力」という言葉が書かれていた。なんとなく神様は願いを「叶えてくれる」存在に感じてしまうが、願いは見えない力によって叶えられるのではなく、最終的には自分の力が達成の秘訣なのだと、至極もっとものことをみくじを通して常にいっている。
 「困ったときの神頼み」という言葉があるように、どうにもならない状態の時に参拝するのもよい。しかし、「努力も大事」というのであれば、新しいことに挑戦する前に決意表明しに神社へ行くほうが理にかなっているのかもしれない。みくじも基本的にアドバイスする内容が多いので、目標が決まったら紙に書くだけではなく、神社へ行って神様に宣言してくるのもいいかもしれない。達成した時は、お礼まいりも忘れずに。(月島めぐる)

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2012年3月27日 (火)

東京みくじ巡り/東京大神宮(後編)

 東京大神宮2回目。変わり種2種を紹介。
Daijinguu3  一つ目が英語バージョンのみくじ。これは珍しい。なかなかないんだよね。簡単な単語で構成されているからわかりやすいし、反対側に日本語バージョンもあるから、交互に見ながら楽しく学んで運勢もわかってお得なみくじでけっこう好きなんです。
 最近の気になる事項は金運なのでそこを見てみると、「Things will improve from another source」だって。これは、前回の恋文みくじによるところの「つよい絆で結ばれた(この)人」によって「improve」されると解釈してもよいでしょうか。だとしたら私の生活は安泰だな。しかも「GOOD FORTUNE」だし。とはいえ、さらに幸せになるには「玉が石の中にかくれているようで 誠の目を以ってすれば現れるよい人の引立てによって その徳があらわれ幸せがもたらされる」と、自分の目を養って「いい人」を探し出す必要があるそうだ。ひきこもっていないで外にでて、いろいろな人と出会う必要があるな。荷が重い。
Daijinnguu4  もう一つは血液型みくじ。私はもっとも嫌われるB型。日本人がB型嫌いなのはわかるよ。でも最近の日本人もねぇ、B型のこといえない人増えてきてるよ。
 それはさておき、個人的には血液型で何かを判断するのはナンセンスだと思っている(B型だからじゃなくて、科学的ではないから)のでこのみくじを引くのは躊躇した。でもあけてみてみたらみくじ内容はふつうだったので安心した。B型の性格が書かれている紙が入っていたが内容は推して知るべし。
 このみくじの特徴はなんといっても紙だ。和紙でできている。読みにくいけどめずらしいからいい。運勢は英語みくじと同じで、「目上の人に引立てられて幸の芽が出る」らしい。ただし「我意をださず謙虚にいくこと」が条件だそうだ。血液型関係なしに謙虚な振る舞いというのは、世を渡るには必要なこと。忙しいと忘れがちになってしまうけど、私は引くたびに「謙虚に」といわれ続けてるので忘れることはありません。
 血液型みくじは、みくじ内容そのものはいたってふつうなのでわける理由がわからないけれど、血液型診断が好きな人にはいいんじゃないでしょうか。開運お守りと性格が書かれた紙も入っているし、興味がある人は引いてもいいかも。(月島めぐる)

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2012年3月13日 (火)

東京みくじ巡り/東京大神宮(前編)

 飯田橋にある東京大神宮は縁結びの神社として有名なだけあって若い女子であふれている。昇殿参拝している子もいて他の神社とは違う雰囲気を感じた。
 伊勢神宮の遥拝殿として建立され、東京のお伊勢様とも呼ばれているそうだ。ここの特色は、日本で最初に神前結婚式を執り行ったところ。資料によると、年間600組がここで式を挙げているそう。結び関係なら「っしゃ、こいやー!」の神社ってわけです。
 残念ながら私はすでに結ばれているためあえて行くことはなかったけれど、みくじを引くために入ったら女子の熱気とみくじの種類の多さに驚いた。柴又帝釈天が最多かと思っていたけど上には上がいた。別の神社と被るものがあったので引かなかったものをあわせると8種類(血液型別のみくじを4種類とするならばさらに多い)と、東京のお伊勢様の啓示の多様さには頭が上がらない。「縁結びならおまかせ」と標榜しているだけあってほぼすべて恋愛に関するものばかり。こんなに種類があるなんて。

Daijinguu1_3   縁を求める女子が恋みくじを引くなら、まだ出会いがない、片思い中の女子なら「縁結びみくじ」。両思い、もう少しで相思相愛なら「恋文みくじ」がおすすめ。
 縁結びの方は大きめのしおり型になっていて、なんとあけると香りつき。観音開きであけると吉凶、運勢(交際と出会いの2種類と控えめ)、短歌が乗っている。短歌は在原業平の「かきくらす 心の闇に まどひにき 夢うつつとは 世人さだめよ」。横に解説があるのだけれど、「心の闇に惑わされているのは夢でなのかそれとも現実でなのか、わかんないからおまえら決めて(超要約)」。なんというか、子供じゃないんだからおまえが判断しろよ……としかいいようがない。まあでも、恋をして悩んでる人はだいたいそうだよね。誰かからのアドバイスが欲しいと思っちゃうの。占いが人気なのも頷ける。
 Daijinguu2 もう一つの恋文みくじもしおり型になっているけど、かなりコンパクト。パステルピンクでかわいい。
 吉凶はあけてすぐに大きな字で書いていて、大吉だった。それはいいんだけど、その下に裏面の運勢の一行総括が書いてあって、それが「この人しかいない」。なんて情熱的。私の中のラテン魂が踊り始めるよ。
 運勢面はなぜ「この人しかいない」」のかが徹底解説されていて、どうやら私と相手は出会うべくして出会い、深い縁で結ばれた二人らしいということがわかった。赤い糸でつながっているってわけです。これ系のみくじには欠かせない和歌は、崇徳天皇の歌(瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢わむとぞ思ふ)。崇徳天皇といったらこの有名な和歌より先に、怨霊伝説が浮かぶんだけど……。
 私にとって崇徳天皇はなんの罪もないけど、「われても末に逢わむとぞ思ふ」なんて言われると、彼がうちにきてなんかしでかしてくるんじゃないかって錯覚しそうになるのはなぜだろう。(月島めぐる)

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2012年2月28日 (火)

東京みくじ巡り/帝釈天(後編)

 帝釈天の続きで、残り2個を紹介。
 一つ目、「天然貴石入 幸福みくじ」。中には小粒の丸形パワーストーンが入っている。全部で7種類。クリスタル(心願成就)、ローズクォーツ(恋愛成就)、タイガーアイ(気運向上)、翡翠(長寿延命)、アラゴライト(勉学向上)、カーネリアン(意欲向上)ターコイズ(交通安全)。
 私のはターコイズ。交通安全以外に除災招福もあるらしい。ターコイズってフェイクが多いからこれも本物かどうかは怪しい(値段が値段だから)けど、確かめる術がないのでよしとする。
 石の効果云々はおいておくとして、石好きとしてはコンプリートしたくなるのが困りどころ。しかし、なんとここにはもう一つパワーストーンみくじがあるのだ。
 こちらはカラフルな巾着の中に持ち運びに便利な大きさの石が入っていて、私が引いたのはアメジストだった。アメジストといえば、以前、青空市で200万円のアメジストドームをみたけど果たしてあれは売れたのだろうか。 話を戻して、隠れ石マニアの私からすると、この石の原価は安い。紫水晶なのに石英成分が多くて肝心の紫がきれいに見えないし、つかみ取りでよく見るタイプ。200円だから文句は言うまい。考えようによっては、200円で結果によってはその場でくくりつけてしまうみくじだけでなく、パワーストーンという後日も身につけられるお守りまでついてくるお得な品ともいえるからね。
 おまけつきみくじとか変わり種みくじって高いけどお得感を煽るからついつい買って(引いて)しまうんですよ。期間限定みくじとかシークレット付きみくじとかがあったらコンプリートしてしまうかも……。
Shibamata2_2 Shibamata3  みくじの方は、ターコイズが大吉。アメジストは中吉。なかなかすごいのが大吉の「転居 さわぐな」。具体的で簡潔だけど抽象的。どういう状態なんだろう。「この家買いましょう!3LDKで3800万円なんてお買い得だから!フガーフガー!」みたいな感じなのだろうか。たまに理解に苦しむ内容があったりするんだよね。
 最後に恒例の出産はどちらも安産。これまでを統括すると基本は安産らしいので産むときは楽なのかもしれない。しかし、具体的な性別の明言は避けられているようで、性別戦争はまだまだ集結しそうにない。(月島めぐる)

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2012年2月14日 (火)

東京みくじ巡り/帝釈天(前編)

 フーテンの寅さんが産湯をつかった柴又帝釈天(題経寺)へ行ってきた。東京都葛飾区にある日蓮宗系の寺。
 なんとなく境内が広いイメージがあったけれど、規模はそれほど大きくなく全体的に茶色い。外から見ただけだと渋い寺にしか見えないが、彫刻ギャラリー(有料)にある法華経説話の木彫は繊細なのに迫りくる立体感が見事で一見の価値あり。庭園は枯山水ではなく日本庭園で落ち着いた雰囲気に癒される。

 本題のおみくじ。観光地だからなのか、それともお布施を確実に得るためなのか定かではないが、なんと6種類もあった。最多か!?
 今回は前編後編あわせて、そのうち4つを紹介。
 まずはオーソドックスなみくじ棒タイプ。この棒っていつも菜箸を使ってるんじゃないかと思ってるんだが、違うよね。
 上部に漢文が載っている。授業じゃないけどレ点や数字をつけたくなる。「こころに迷いがあるときは天に通じない。迷いがなくなれば自然とよい方向にいく」ってことだが、当然だよね。でも悩んでいるときって、そのことばかりに気持ちがいって、他のことがおろそかになって結果うまくいかなくなることが多い。冷静なときにこういう言葉を聞いて覚えておくと後々助けられることがあるから侮れない。
 もう一つが変わり種。扇子の形をしている。たまに見かけるけど変化系って引くの楽しい。
Shibamata1  開いてびっくり大吉! 久しぶりの大当たりでうれしい。内容もあたりかな。京都にある地主神社で恋みくじを引いたときは中学生であったのもあるけど、大吉なのに悪いことしか書いていなくて泣きそうになったのを思い出す。
 みくじには何種類かあって、だいたいが①御製(レアだけどね)②確言③アドバイス系のどれかに当てはまる。この扇子は③なんだけれども、よく読むと悩み相談をされたときに言うような言葉が並んでいる。

「出会い:一つ一つの出会いを大切にすれば吉」一期一会。出会った人を大切にするのは生きていく上でもかなり重要。

「金運:義理での、お金の貸し借りは禁物です」金の貸し借りはトラブルの元、貸すならあげるつもりで貸せとよく言うよね。

他にも「マンネリにならぬよう工夫すればよりよい関係が築けるでしょう」と男女間の恋愛指南もしてくれる。マンネリが元で浮気してトラブルってよく聞く話。

 各寺社のみくじの種類を知って、アドバイスが欲しいとき、ただ吉凶を知りたいときにわけて利用するのもいいかも。(月島めぐる)

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2012年1月24日 (火)

東京みくじ巡り/神田明神

神田明神の祭神の一人が間接的に関連があるということで何回か行っているが、おみくじは引いたことがなかったので引きに行ってきた。

Myoujin 年が明けて1週間たっているというのに参拝客がまだ多い。普段の神社の状態をみていると、初詣は日本人のデフォルトなのだろうか、といつも思うんだけどどうなのでしょうか。
ここには獅子舞がみくじを引いてくれる機械があるので、こっちで引きたかったけど、小銭がなかったのでみくじ棒のほうにした。それにしてもああいった変わり種みくじって心惹かれるのだろうか。喫茶店においてある占いポット然り。

浅草寺で凶を引いてきたばかりなので、できればいいものを・・・・・・と思っていたら吉。なかなか大当たりがこないけど仕方ない。まだそういう時期ではなのだろう。
説教なんだけど、邪に続き、「井の中の蛙大海を知らず。たとえ人よりも優れたところがあっても決して自慢してはならぬ」と、どうやら神様は私のことを驕り高ぶる邪悪な奴だとどうしても決めつけたいらしい。たまに言うくらいならいうことを聞こうと思うけど、いつもだと反発したくもなるので、どこかで何かを自慢してこようと思う。

 個別運勢は、方角「西と北ならば吉」。これ「西と東ならば吉」じゃなくてよかった。御利益のために東奔西走するのは気が引けるというかめんどくさい。このみくじに従うならば、北西に行けばいいだけなので楽だし。
 縁談「心かわらねば後必ず調う」。神様に諭されなくても、心変わりしたらそりゃうまくいかないよね。男女の仲はある程度「粘り強く」いかないとだめです。

 最後に、このみくじ巡りの連載といえば、出産の項を忘れてはいけません。
 神田明神のみくじにも「出産」があって、鷲神社では「安産。胎児は男」と明快に予言してくれたけれど、こちらではなんと「軽し。女」と大胆な予言が。神様同士の染色体バトル勃発! たぶん、この連載が終わるころ集計して多かった性別に軍配があがるかもしれないので、今後の神様の予言動向を見守っていこうと思う。ちなみに、今現在、私は妊娠していません。(月島めぐる)

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2012年1月10日 (火)

東京みくじ巡り/浅草寺2

 友人たち4人で駒形どぜうでどじょう鍋を食べたあと、因縁の浅草寺へ参拝に行った。
 浅草寺といえば、凶量産型寺院として紹介したところ。私自身がマゾなのか、それとも負けず嫌いなのか、100円かけてリベンジしてきた。

 正月の浅草寺は観光スポットということもあって、普段の10割増しの人の多さ。しかも行った日は3連休の中日。そりゃ混んでいる。
 とろとろ観光がてら仲見世通りを歩き、見えてきた宝蔵門。そこをくぐるとすぐにみくじ処があるのだが、引くための行列と、引き終えた人たちのかたまりでカオスと化していた。様子を見ていると、やはり凶を引いている人が多く、たまに吉を引いたと喜んでいる大人や叫ぶ子どももいたので、人数多いし回転率は前回よりも高いだろうからイケる! と100円握りしめチャレンジ。

 ジャラジャラ振ってみくじ棒を出すタイプなので、振り回ししながら、「大吉こい!それ以外は認めぬ!!!!」と今年も元気に邪な思いを乗せ出てきた数字は75番。引きすぎのせいなのかわからないけれど、このあいだ引いた時も同じだった気がしたんだよね。デジャブ。しかし、「今年の75番はひと味違う。見よ私のくじ運を!」と勝手に思いながら引き出し開けたら凶。その下も、さらに下も凶。凶ボックスですか。
 内容も惨憺たるもので、すべてが悪い。特にひどかったのが病気の項。「悪い。(病気になったら)危ない」なにそれ、死ぬの? 風邪引いてこじらせて死ぬとか、そんな感じ? しかも、括弧つき。見たことないよ括弧でくくられている文章なんて。
 他2人も凶で、そのうち1人は、「悲しいことが次々起こる」うえ「家が燃える」とあった。具体的すぎる。ぜひとも用心してほしい。

 唯一1人、みくじは引かない派の友人がいるのだけれど、彼に「あなたは強運の持ち主だから絶対に大吉出せるから引いてよ。大吉引いてきてよ!」とおだてて引いてもらったら、大吉を引いてきた。意味が分からない。
 だが、大吉だからといっていいことが書いてあるとは限らない……と思いつつ見たらいいことしか書いていない。「立身出世して幸せになれる」とか、運勢はすべてよしと大当たりみくじ。英文も「BEST FORTUNE」とGoodの最上級形。
Sensouji2_omote Sensouji2_ura  私はだめだったけど、新年早々、「浅草寺の(←ここ重要)」大吉みくじを拝めてよかった。今年はいいことがありそう。病気にさえ気をつければ……ね。(月島めぐる)

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2011年12月27日 (火)

東京みくじ巡り/浅草神社

 浅草の有名観光スポットといえば雷門、仲見世通り、浅草寺ですが、浅草寺本堂横に浅草神社があるのはご存じでしょうか。
 ここの祭神は土師真中知命(はじのまつち)、檜前浜成命(ひのくまのはまなり)、檜前武成命(ひのくまのたけなり)で、もとは漁師だったらしい。浅草神社のホームページ(トップページはフラッシュが使われていたり、内容も充実している)に詳細があるので興味のある方はみてください。

Asakusajinja1_2   ここのみくじは100円で両面印刷。この形式はデジャヴだけれど気にしない。御神籤と書かれている面に運勢が書かれていて、神の教の面にはなんと説教が!
 最近の気になることといえば、旅行。行きたい場所はあるものの情勢不安定だったり、旅行代金より燃油サーチャージのが高いで条件の折り合いがつかず悶々としていたが、どうやら「旅行 利なし ひかえよ」とでたので納得。神様はなんでもお見通しなのか。

Asakusajinja2  今まではおみくじを引くと個別の運勢と吉凶にばかり目に行ってしまってたけれど、最近は上部(みくじによって場所は違うけれど)にある総合運のような部分と説教のが大切なのではないかと思うことがしばしば。今後の指針として参考になることが多く、今回も「何事にも心動かず常業を守れば幸があり、心迷うときは人にたぶらかされ身のおき所に苦しむ」って、移ろいやすい私の心に対して警告を与えてくれている。
 言っていることは至極まっとうで正論なので、かえってずっしり重く心に響く。大量生産だからといって馬鹿にしてはいけない。占いもいいけど、道に迷ったときは利害の関係ないみくじにすがってみるのもいいかもしれない。価格は占いの10分の1。(月島めぐる)

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2011年12月13日 (火)

東京みくじ巡り/浅草寺

Sensouji1  他に類を見ない凶の量産地、浅草寺へ行ってきました。ここは凄いですよ! 今まで10回くらい行きましたけど、1度だけ吉を引いただけで、残りは全て凶。やっちゃいけないことだけど、みくじを取ったとき、ついでに下数枚を見たら凶しかなかった。驚愕の事実ですよ。もしかして吉を引くのは宝くじで1億円当たるくらいの幸運とか? 大吉とか見たことないし、存在するかさえもわからないけど、それ引いた人は間違いなく年末ジャンボ宝くじで3億当たるね。
 大吉が存在するかわからない、と書いたけれど、「浅草寺観音籤」の由来と心得という説明書きの中に、『観音籤には一番から百番まであり、その吉凶判断には“凶・吉・末吉・半吉・小吉・末小吉・大吉の7種類があり”ます』とあった。どうやら存在はする模様。いつの日か出会いたいものです。

Sensouji2  さて、みくじの内容ですが、日本語と英語の2言語で表記されています。「凶」もなんか悪そうな感じ(漢字)だけど、「BAD FORTUNE」(futureに見えていた……)の「BAD」もくるものがあります。内容は言わずもがな。ここでも「邪な欲望をもつな。人として間違ったことはするな。有言実行しろ。信仰しろ(要約)」と。そんなに邪悪なのかしら、私の心は。悲しくなってくるよ。

 このみくじで感じたことがひとつ。日本語の運勢欄を見ると、「良くない」という単語が使われている。実際のところ凶が出た時点で「悪い」のだから、「良くない」なんてマイルドな表現を使わず、大胆に「結婚・付き合い 悪い結果が待っています」とか「旅行 間が悪い」ってなかんじではっきり言ってくれればいいのに、と。英文のほうを見ると、「Marriage and employment are both bad.」とあって、「付き合い」って「仕事」のことだったのかい!と驚くと同時に、「both bad」とあっさりと「どっちも悪いよ」おっしゃってくれている。私だけなのかもしれないけど、みくじにおいて「良くない」という表現がどうしても気持ち悪く感じるのはなぜなのだろうか。
 この件を考え出すとみくじ巡りではなくなるので置いておくとして、浅草寺のみくじの凶率は驚くほど高いので訪れた方はぜひ一度引いてみてください!そして、大吉が出た方がいたらコメント下さい……。(月島めぐる)

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