池田大作より他に神はなし/第47回 生ける東洋のマンデラ・池田大作名誉会長を、安倍特高ナチス内閣&地獄を這いずり回る日顕一派の魔手から1日も早く奪還せよ!!
正月休みにWOWOWで何度目かの『カサブランカ』を。本作はまだ1942年、第二次大戦真っ最中の製作。しかし、以降のドイツ国家と国民の映画におけるイメージキャラは、明確に予見・確立されていると感心。一言で言うなら“史上最低の人非人”。一時はソ連率いる共産主義者がその地位を脅したり(007シリーズが代表)、前世紀末からはアラブ系テロリストも五分に競る勢い(『ブラック・サンデー』他)。だが所業・ファッションセンスの差か、重量感溢れた黒っぽい悪のイメージはブッチギリ。“カッコいい人非人ども”は、否定的に描こうとする側の心も、一部掌握してる気配が(『カサブランカ』も例外ではない)。ただナチの制服を着てる訳でもない、一般ドイツ人観客は昔も今も複雑だろう(数少なくなった元ナチス党員は更に)。
そのナチスドイツの類い稀なる極東の友邦、我が大日本帝国の極悪非道振りを描いた映画も、アジア諸国には腐るほど。めったに公開されないが、ブルース・リーの主演作群を観れば一端は理解出来る。で、思う。当時の(70年代)日本人は偉かったなと。登場する同胞の鬼畜振りは、ゲシュタポ以上の場合もしばしば。観客が直に手を下した訳ではないが、“血に飢えた黄色い猿共の蛮行”にはゲッソリ。けれど優れたカンフー映画鑑賞のために、人々はグッと耐えた(お金まで払って!)。軍隊体験者も多く、類した行為を皇軍が行っていたのは常識、との認識に基づく時代背景もあったろう。とにかく少々デフォルメされても受け止める、精神的余裕があった。今なら在特会、あるいは類した人種差別主義団体が、機動隊の手厚い庇護・先導下、映画館に押し掛けるのは必至。「中国・朝鮮人をぶっ殺せ!」(………)
ドイツの極右も強力で、外国人労働者へのテロ攻撃も日常茶飯事と。ただいかなる政権が誕生しようとも、枢軸国側の戦争が正義(聖戦)だったと公言する政治家は絶無(心中は別として)。その点、安倍総理の傑出した発言・行動・手法には、ヒトラー総統やゲ-リング元帥、ゲッペルス映画大臣も、草葉の陰で号泣してるはずだ。「裕仁の息子は米国かぶれでガックリ。でもMr.アベソーリは違う。我々のアジアでの正当な後継者だ。麻生は九州のゲッぺルスになれる。ジーハイル!」と。ただ宗主国米国までが事前に釘を刺していた、靖国参拝強行にはさすがに唖然。「ボクとの首脳会談にロクに時間もさかず、中国や韓国よりも邪険な扱いをした、黒人大統領の寝言など聞けるか!」まさかそう思った訳ではなかろうが(本当は“黒ん坊”との超差別語も使用してますが、敢て自制)。いや、総統の忠実な後継者だとすると案外…(一部で大川隆法“邪教”総裁の手法を用いた点を、遺憾に思います。安倍も大川も同レベルなのでつい禁じ手を)。
驚いたのが参拝強行翌日、12月27日の『聖教新聞』紙面。世界から“アジアのマンデラ”とも称される池田大作名誉会長(ガンジー・キング・マンデラ・ダイサク!)。前大戦の聖戦化に邁進する安倍総統には、国際的宗教指導者の立場から、毅然とした対応がなされると大いに期待。この日ばかりは福々しい名誉会長のカラー写真が、1面右角から消えても仕方ないと覚悟(何しろ特高警察&ゲシュタポ連合が相手なのだ!)。アウシュビッツ写真展が学会の同志の努力で、全国を巡回した記憶もまだ新しい。
“ブラジル観光都市サンタクルス・デ・ミナス市 SGI会長に名誉市民証 発議者のシルバ市会議員 平和・文化・教育への功績を讃えて 誉れの第1号として迎えたい”1面で名誉会長のカラー写真がいつも通り拝めたのはうれしいが、靖国のやの字も出て来ない。「寸鉄」コーナーはと。“日顕のC作戦から23年。いまだ脱講者続々。信者から“カット”されて自滅”確かにこれも重要だが、靖国、靖国、靖国…。パラパラパラ(新聞めくる擬音です)。
“安倍首相が靖国参拝 在任中初、現職では7年ぶり”国際平和と民衆大勝利を常日頃訴える創価学会の立場からすれば、糾弾号外を発行してもおかしくない大事件。それを報じたのは、いわゆる第3面の右角。6段くらいで写真もなし(ひっそり…)。共同か時事の配信記事そのままとの感じ。公明党の山口代表の声も。しかしそれは糾弾ではなく、“見解”。“問題解決へ努力を”とまるで他人事。この日の紙面を見てさすがの筆者も気付いた。公明党は丸ごと、名誉会長がご病気なのをいい事に、既に日顕一派に乗っ取られてるのではないかと。「寸鉄」の日顕批判記事等は、そのカモフラージュかも。無論、名誉会長奪還大作戦が、心ある同志の手で密かに計画されてるとは思うが…(そういう動きを封じる為の秘密保護法だった?)。 (塩山芳明)
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