池田大作より他に神はなし/第39回 公布の大金字塔を打ち建てる戦闘的スピリッツなき臆病な官僚主義者は、不惜身命の信心を学びに荒野へと一人で旅立て。
「やっと公明党っていうか、創価学会の実態が暴露されんな。お前が尊敬する教祖様も素っ裸だ!」ドアをノックもせずに侵入、いきなり論議を吹っかける男など彼しかいない。しばらく顔を見せなかった、元フリーライターで現派遣警備員の古い友人だ。妻子にも数年前に逃げられ、半ばアル中状態だったが(どっちが先か失念)、さすがに最近は控えてると。「ちゅうか、酒買う銭もなくてよ。それより学会だ。改憲問題で馬脚を出すぜ。今までは日の丸・君が代から、自衛隊の海外派兵まで、何でもハイハイハイ。そんで与党の利権漁りして来たけど、改憲にまで同調したら、公明党の存在価値はゼロ。国会内在特会・維新の狂った連中もおるし。下手に抵抗すりゃポイ捨て。ブラフでそろそろ、名誉会長や学会幹部のスキャンダルが、公安筋から『週刊新潮』や『週刊文春』に流される頃だな」「………」
実は内心それを筆者も憂慮していた。地獄の底を這いずり回る、一握りの日顕一派との残敵掃討作戦も勿論重要だ。だが、やはり民衆完全勝利を希求する我々には、憲法9条改悪はそれにも増して許し難い。今の日本には、他になすべき政策が幾らでもある。そもそも、平和主義を強固に“加憲”するのが党の方針だったはずだ。確かに党幹部は、錯乱・暴走する安倍首相を牽制する発言を繰り返している。ただいかにもヘッピリ腰だ。日顕一派との最終戦争で見せる、師弟共戦一筋の戦士たちの、誇りと勇気、更に名誉会長譲りの溢れる知性と哲学が、議員諸兄の言葉には皆無。まさか彼等までもが、坊主どものコレラ思想に感染してるとも思えないが…。
手にした試しはないが、以前から猛烈に読みたい雑誌が(今回取りあげる予定だった)。前出の対日顕一派掃討作戦の一翼を担う、心ある人々が関係してると目される、『財界にっぽん』だ。『日刊ゲンダイ』(5月2日付け)に掲載された、6月号の広告も感動的だ。“阿部日顕が潰した日蓮正宗 徹底検証『ニセ法王』と呼ばれた時代〈14〉ジャーナリスト 坂口義弘”宣伝文を読んだだけで涙が出る。記者クラブでふんぞり返り、役人が発表・配布したデータを書き移してるだけの、自称ジャーナリストは、坂口様の爪のアカを味噌汁の具にして飲め。そのタタキのすぐ横には、“本誌の好評連載を緊急出版 坂口義弘著 血脈破断 阿部日顕が潰した日蓮正宗 論創社刊”との、単行本の宣伝も。他社刊行本を自社の雑誌で宣伝するとは、やはり同志は常に寛容で親切だ(『聖教新聞』他での行き届いたルビを連想)。
ただなかなか書店で見ない。本の街神保町の周囲で働く者の意地を見せんと、先日は三省堂以下の新刊書店を片っ端歩く。結局は成果ゼロ。『日刊ゲンダイ』ヘの広告出稿は毎月。広告費だけでも生半可な額ではない。『イグザミナ』という雑誌も同様。超出版不況下に訳が分からない。「訳は簡単に分かるヨ」元アル中男、ペットボトルを傾けながら再びオダを(私の飲みかけだ!)。「最初から雑誌を売ろうって気はないんだな。広告代でまずはうるさ方の『日刊ゲンダイ』を黙らせ、同時に日顕罵倒のプロパガンダ全開だ。極端な話、雑誌は一部も売れなくてもいいのさ。昔の総会屋雑誌の宗教版だな」「………」あえて反論はせず。1度共産主義に染まった人間は、世の中を客観的に直視・判断出来ない。対話の力で目覚めさせんと昔は努力もしたが…。悪質なカルトはアルコール中毒より恐ろしい。
それに乗じてか、世迷い事が止まらない。「こりゃ何だ?建築関係の業界紙か?」「いい加減にしろ! 俺が毎日愛読してる、『聖教新聞』(4月24日付け)じゃないか!!」「本当? 恒例の名誉会長の御真影がねえからよ。おまけに“世界広布の本陣総本部定礎式”の見出しで、悪趣味なビルの写真かまされちゃ、誰だってそう思うぜ。極右総理が憲法を蹂躙してる時に、お気楽なもんだ。なになに、“三代会長ゆかりの石、学会本部の石192ヵ国…地域の石…などを埋納”か。縄文時代か徳川時代の話か?」「………」さすがの私の忍耐心もここでブチン。即刻叩き出す。
ただ赤崩れの発言に、一瞬心が揺らめいたのも事実。改憲以外の緊急を要する政策が、腐るほどあるとの公明党幹部の発言とは裏腹に、『聖教新聞』の紙面は相変わらずだ。4月25日付けもトップ記事は、名誉会長が南アフリカの「クワズ-ル・ナタール大学」から、名誉社会科学博士号をもらったとの報。典型的な駅弁大学の姑息な手法だ。つまり、“20世紀と21世紀を跨ぐ天才IKEDA”を顕彰する事で、自分たちの名前を売ろうと画策を。『聖教新聞』の記者連中は、それに気付かないのか? 恥ずべき官僚主義!“鉄桶の団結”を忘れた官僚主義者は転職すべし。
その点、『財界にっぽん』の戦闘的編集方針は頼もしい限り。“師恩に報いる”とはまさにこの事。今気づいたが、広告の下には神田淡路町の同誌編集部の住所が。神保町を当てもなく彷徨するより、直接訪ねれば簡単に入手出来たのだ。ブツブツ反省の弁を吐きながら、住所をメモってると人の気配。「本当にその雑誌が存在すればいいね!」例のアル中野郎が、忘れた自分のカバンを肩に引っ掛けながら最後っ屁。共産主義社・オウム・幸福の科学……。カルトに子供を奪われた親たちのすすり泣きが聴こえる。(塩山芳明)
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