『農業次化がフクシマを救う』登場農家さんのご紹介(8)
『農業6次化がフクシマを救う』(本体1400円+税、大畑太郎著)が2月末に発売されます。
1次産業(農林水産業など)×2次産業(加工など)×3次産業(流通、販売)=6次産業化。
農業を例にとって具体的に示せば
米農家が市場に卸すことなく自身のブランドとしてパッケージし、直接消費者に販売するような方法のこと。
この本では、福島県を拠点として6次化を実践する
24もの農家さんが登場してくれます。
以下、本文より
著者である6次化プランナー・大畑太郎氏の言葉とともに
登場農家さんをご紹介しましょう。
〔ケース8〕
有限会社 でんぱた
本書で何度も紹介した会社である。シイタケやトマト、ハチミツなども好評だけれども、やはりお米のおいしさに触れないわけにはいかない。
でんぱたのお米は冷めてもうまいので、おにぎりにも最適だ。適度な粘度があり、米の香りもすばらしい。
自宅で購入した米が、ご近所や兄弟の家におすそ分けされ、えらく好評だった。おかげでなぜか、私の株まで上がった。
東京で販売会が行われるのが、ネットでの販売が充実しているのもうれしいポイントだ。「矢祭米」と選りすぐりの新鮮野菜・卵のセットなどは、矢祭町の恵みを味わうのに最適だと思う。
また、ブルーベリーの木のオーナーも募集している。2012年は個人的にあまりの忙しさで収穫にうかがえなかった。次は絶対に、矢祭町で最高の夏を過ごしたいと思っている。
自分の木を育ててもらっていることで、ひょんな時に絆を感じることがある。それがなぜかうれしい。
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