『農業次化がフクシマを救う』登場農家さんのご紹介(7)
『農業6次化がフクシマを救う』(本体1400円+税、大畑太郎著)が2月末に発売されます。
1次産業(農林水産業など)×2次産業(加工など)×3次産業(流通、販売)=6次産業化。
農業を例にとって具体的に示せば
米農家が市場に卸すことなく自身のブランドとしてパッケージし、直接消費者に販売するような方法のこと。
この本では、福島県を拠点として6次化を実践する
24もの農家さんが登場してくれます。
以下、本文より
著者である6次化プランナー・大畑太郎氏の言葉とともに
登場農家さんをご紹介しましょう。
〔ケース7〕
菱沼農園
桃やリンゴ、サクランボと、どれも商品のレベルが高い。希少品種も扱っているので、贈答用にも最高だ。
とにかく果樹の「気持ち」を知り尽くしている人である。どんな実がなるのか、いかなる味なのかが分かり、しっかりと木のフォローをする。これだけ丁寧に手がけてもらえれば、おいしくなるに違いない。
とにかく農業が好きで、おいしさを愛しているのが、話の端々から伝わってくる。農業が好きだから目いっぱい手をかける。マズイものが許せないから、最高品質になるよう努力を惜しまない。
桃とリンゴをいただいた。やはり普段東京で買うものとは、比べるのも申し訳ないぐらいおいしかった。12年夏は個人的に忙しすぎて、希少品種の桃を注文できなかった。13年こそは「究極の桃」を買いたいと思っている。正直、風評被害がなければ、品薄になるのが怖くて書籍で紹介できなかったかもしれない。それぐらい高品質な果物である。
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