池田大作より他に神はなし/第34回 年間3万人の自殺者対策に加えて、急増中のアル中患者問題にも次の自公政権は取り組まねばならない。
「生きてんだか死んでんだか知らねえが、何ぃ考えてんだよ、お前が崇拝する池田名誉会長は。原発は40年かけて廃炉にするだあ? 糞馬鹿野郎め、それまで日本があると思ってんのかぁ。2~3日前(12月7日夕方の件)みたいな大地震が、これからもバカスカ起きんだぜ。なのにふざけやがって40年だと~。良くそれで消費税までアップされた、末端の学会員が黙ってるもんだ。マスゲームだけじゃねんだな、北朝鮮とそっくりなのは。え~、何とか言って見ろヨ。選挙の時は公明党に入れてくれっていつも頼むんだし。説明する義務がある!!」久々に元フリーライターで、現警備員の友人が事務所に顔を。例によって昼間から酔っている。妻子が逃げ出してもまだ懲りない。学生時代に染まった赤の血が、真人間への歩みを妨げている。幼なじみでなければ、とっくに交際を絶っているのだが…。
「それだけじゃねえ。何で極右の安部とも平気で手を組むんだ? 憲法改正して国防軍設立すんだろう。当然、靖国神社公式参拝だ。創価の正義も池田大作も、コケにされたもんだ。平和の党が聞いて呆れらあ。名誉会長が幾ら世界中から表彰されようが、極右政党のお助けマン。一昔前は“福祉・安全・平和”なんてほざいてたが、今じゃ“大増税・原発維持・憲法改正”。呆れた二股こう薬政党だ。公明党は民主党と一緒に滅びるべきだよ。おい、カンビールくれえ出せ。俺はお客様だぞ!」「誰も来てくれなんて頼んでないよ。俺、酒は来年の夏まで禁止。去年、くも膜下出血で倒れたの知ってんだろ?」「そ…そうだったな。あん時は見舞いにも行けずにすまん。じゃあこれからコンビニで買って来るわ」やっと事務所に静けさが戻る。しかし心中は複雑。アル中友達の放った罵詈雑言は、実は筆者も近頃抱いてる疑問だからだ。従来は名誉会長が伏してるのを幸いに、潜伏していた日顕一派が策動しているのだと確信を。しかし、ヒートする一方の安部極右路線に対する、公明党の反発は実に及び腰だ。ひょ…ひょっとしてこれは…!?
30分以上過ぎたが友人は戻らない。どっかで酔いつぶれているのか? 薄汚れたバッグ も置き去りにして。「ん?」怪しげな本がはみだしてるぞ。悪いが勝手にチェックさせてもらおう。「………」『創価学会・公明党をブッた斬る』(藤原弘達・日新報道 '85)。思わず手を引っ込める。触るだけで心身共に汚染される気がしたから。アル中野郎、今日はいつもよりしつこく絡むと思ったら、この本に毒されて空気が入ってるのだな。キョロキョロキョロ(周囲や窓の外を見回す)。目次だけなら、密かに読んでも眼が潰れるような事はあるまい。
「やはりどうにもいかがわしい創価学会」「「創価学会を斬る」の今日的意味」「池田・創価学会のあくなき野望と増上慢」「創価学会的メンタリティを病理診断する」「KGB、CIAまがいのおぞましきパロディ」「ミソ・クソごった煮の狂宴」(創共十年協定の茶番 握手しながら蹴っ飛ばす)「創価学会は信徒団体に徹すべし」「公明党は創価学会の「奴隷」勢力」「ビジョンなき政権欲ボケ」「宗教と「異体同心」と称する有害無益政党」「公明党は池田の“私物的存在”から抜けだせるか」「やはり公明党は解党すべし」…完全な狂人とは伝え聞いていた。ある程度の異常な内容も覚悟はしていた。しかしここまでとは…。狂人呼ばわりしては、一般の善良な狂人の方々に失礼になる。少し下品だが相手の品性に合わせて、以降は“ド気違い”と呼ばせてもらおう。
“公明党の方は、そういう宗教の政治別働隊として、この方がだんだんと肥大し、自民党との連合政権の一角にでも入るという段階になると、黙視すべからざる事態になる。このエイズにも似た政教混濁のいかがわしい病菌が日本の政治にまき散らされるという憂うべき状況をどうしても、私は連想せざるを得ないのである”(238ページ)
「エイズ菌はお前の方だろう!このド気違い!!」思わず怒髪天を突く正義の絶叫に及んだ時に、アル中友達が戻った。「ワリワリ、警備員仲間とその先の工事現場で会っちゃってさ。…何を興奮してるんだ? あ、俺が付箋を貼っといたトコ、しっかり読んでくれたらしいな。今の日本の停滞した政治状況を、30年も前にズバリ予想してるだろ。生きてるうちは日曜朝の『時事放談』で、寝事ほざいてるモ-ロク爺さんとしか思わなかったが、立派な奴だったんじゃないの」アル中患者は恐ろしい。基本的な論理的思考力さえ、完璧に麻痺させられている。池田名誉会長の世界的名声に分不相応にも嫉妬した、ド気違いサンピン評論家の痴態が、認識出来ないのだ。一昔前の言い方をするならば、
“あきめくら”である。
私は怒りを抑え、黙ってスクラップ帳を差し出した。そこには『聖教新聞』11月19日付け分が、大切に挟み込まれてる。“人類よ創価の哲学に学べ! 五大州からSGI名誉会長に顕彰” “23カ国から国家勲章 信頼と共感の証し名誉市民称号736 知性の宝冠名誉学術称号333…”「君もいくら酒が回ったからといえ、これくらいはまだ理解出来るだろう。恐ろしいね、心の狭い一部日本人のねたみは」「ブハハハハハ! 本当に馬鹿に付ける薬はねえな。大作の腐れ野郎が幾ら勲章を海外からもらおうが、日本の原発は安全になるのか? 消費税は下がるのか? 中国や韓国と仲良く出来るのか? 極右安部が維新と組めば、その公明党もポイ捨てよ。お前いつからあきめくらになった?」
さすがに忍耐強い私もアル中友達を叩き出す。次の自公政権では、自殺対策だけではなく、アル中問題にも積極的に取り組んでもらいたい。我ら地球を結ぶ非暴力の戦士が、獅子王の心で前進すれば実現出来ない事はない。勝利の力は我が胸中にあり。師匠の世界からの栄誉が1000を超すまで私は闘い抜く!(塩山芳明)
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