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2012年11月 9日 (金)

OL財布事情の近年史/第102回 「女性」でも「女」でもなく「女子」じゃなきゃダメな理由って?(後編)

連載「OL財布事情の近年史」は、2013年12月に単行本『女と金~OL財布事情の近年史~』として発売されます。

各年代のOL像を、イラストを交えて解説する辛酸なめ子さんのプチ時評つき。辛酸さんには、カバーイラストも描いていただきました。

エピローグには最新の女性誌お財布事情が書き下ろされ、女性誌創刊号の画像50数点を掲載。30年ぶんの「OLの財布の中身」が一気に見える本となりました。

全国書店から注文可能。
Amazonでも予約・注文できます!

前回のつづき。

日経ウーマン2009年10月号、30ページ以上にわたる「“脱オス化”宣言!「女子力」は、こう磨く!」を見ていた。働くことを称揚する(?)はずのこの雑誌で、女らしさの推奨がバンバンなされている。

特集コンテンツも、「“かわいげ力”“切り替え力”…今、必要な「女子力」はコレ!」「オフィスで好かれる女子力VS嫌われる女子力」「秘書、営業、広報…デキる女子のお仕事術を拝見!」「女子が心がけたいビジネスコミュニケーションのポイント」などなど、オフィス、ビジネス、仕事術など、本来ならば「女子」が縁遠そうな場面にバンバン登用されている。

なんだよ、不況になって仕事なくなると急に女を売りにするのかよ、とムカつく場面である。はずなのだが、ちょっと様子が違う。これだけ露骨に、かわいくしろー、女らしくしろー、とムカつくほど唱えている特集なのだが、この手の記事で必ずセットになっている「結婚」とか「男性」の陰が見えないのである。女らしさは、結婚相手探しのためじゃなく、自分の価値をあげるため、ということか。

そう考えると、「女性」でも「女」でもなく、「女子」がしっくりくるのもわかる気がする。

一般的に、「女子」と呼ばれるのは、小中高、大学生くらいまでの、児童や生徒や学生の頃である。女子校文化、女子特有の対人関係、などの思い出もあるかもしれないが、基本的に女子と男子は対等の世界に生きていた。もっとも1980年代頃までは、男子は技術、女子は家庭科と分かれていて、家庭科が中学で男女共修になったのが1993年、わりと最近のことである。このときに中学生になったのは、今30代前半だから、それより下くらいの世代であれば、学校では男女同じ教育を受けていたわけだ。

つまり「女子」という呼び名にあるのは、平等で、ジェンダーフリーだった記憶。「女の子」とか「少女」、あるいは「女性」「女」などバイアスのかかった性を意識させないことばなのでは。だから「女子」と呼ばれることに抵抗はなく、むしろ生き生きして、積極的に口にしたくなるのではないか。どうでしょう、家庭科別共修世代の女子のみなさん。(神谷巻尾)

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