東京みくじ巡り/俊太郎みくじ
ちひろ美術館で行われていた谷川俊太郎展でみくじを引いてきた(現在は終了しています)。
最寄り駅の上井草駅へ降り立つと、アニメ一色。駅前にはガンダム像。どうやら上井草はアニメの街を標榜しているらしい。蛇足だが、上井草は杉並区にあり、ちひろ美術館は練馬区にある。
編集者のOさんが谷川俊太郎Ttwitterで見つけたというので一緒に行ってきた。ごくたまに本人がツイートしているらしい。
とりあえず入館し美術館を楽しんだあと、グッズコーナーにてみくじを引いた。これを引くまでが大変で、それらしき箱やポスターなどがなく、見て回った末に見つけたのがおみくじコンプリートセット。これを買ってみくじとしてもいいけど、やはり引きたい。どこにあるのやらと思っていたらカウンターで引けることが判明。はじめから聞いておけばよかった。
カウンターで料金(100円)を支払うと出てきたのが、くじ引きのような箱。この中に入ってるの? なんて思いながら引いて紙を広げたところ数字が。紙には11と書いてある。一体どういうことだ! などと少し混乱していたら回収され、引き替えに名刺大のカードをもらった。どうやらくじ引きの要領で数字の書かれた紙を引いて引き替えるシステムだったみたい。
オモテ面に俊みくじとあり、ウラ面に谷川俊太郎のことばが書かれている。
どれどれと見てみると、「いいことあります。 四葉のクローバーがみつからなくても」
いいですね。これは吉、いや大吉でしょう。だって、いいことがあるんだもの。
イヤなことばかり続いてツキに恵まれないときほど、呪術やスピリチュアルなどにすがってしまいません? 小学校低学年の時のこと、近所の団地にシロツメ草が生えていてそこで一生懸命探しましたよ、四つ葉のクローバーを。なんであれが幸運のシンボルなのかはわからないけど、四つ葉はなかなか生えていないレア草だから見つけたらラッキーということで広まったのかしら(推測)。
よくよく考えてみると、占いにかかるお金やクローバーを探す時間があるなら、しのごの考えずに自分を信じて行動した方が解決早いよね。その間にタイミングやチャンスを逃しているかもしれないし。他人の言葉やお守りに頼っている限り幸せはやってきませんよ。
しかし、占いを信じない私でもにっちもさっちも行かなくなったときはさすがに、タロット占いくらいはやってしまいます。いい結果が出なかったら思う通りの結果が出るまでやり続けるたちだから占いをする意味がない。 だから、俊太郎さんが優しく的確に、「そんなことするまでもないよ(必要ないから)、いいことはあるのだから(要は気の持ちよう)」と忠告してくれているような気がした。ということなのでこれからも自信を持って我が道を進もうと思う。ありがとう、谷川俊太郎。(月島めぐる)
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