東京みくじ巡り/水天宮
戌の日に長い行列を作る安産祈願で有名な水天宮へ行ってきた。どれだけ長いかというと、夏休みのディズニーランドの人気アトラクションなみ。ファストパスを導入した方がいいんじゃないか、と思うくらい(バスから列を見た感想)。行った日はなんでもない日だったようで空いていた。お宮参りをする参拝客がちらほら。
水天宮ホームページには戌の日カレンダーあって、それを見るとだいたい月3回は回ってくるらしい。すごい行列だから月1回しかないのかと思ってた。
さて、安産祈願で有名な水天宮のみくじはどのようなものかというと、いたって普通だった。出産・妊娠・子ども絡みを期待していたのだけど。
個別運勢は13項目。期待の出産については、さっぱりした内容で「身体を大切にしてください」のみ。男・女の性別大戦に食い込んでくるか期待していたが外れたが、もしかしたら、「(今後、妊娠するかもしれないからあなたの)身体を大切にしてください」という神様の労りの言葉なのかもしれない! 神様ありがとー!
それ以外の運勢は悪かった。「急に相手の気が変わり(縁談)」「大量に買うと損をし(商売)」「「怠ると危なく(学問)」「思うようにならず(求人)」「北ならばいい(方角)」と、どうやら北へ行って勉強するしかないようだ。でも、「旅先で遠くへ行かない方がよいでしょう(旅行)」だから、北海道とかはダメなんだな。近場の北といったら北区くらいしか思い浮かばない。そこ行く時間を考えるともったいないから、北側にある部屋にしておく。
裏面は教えと天のみこえが書かれている。天のみこえには「あさみどり 澄みわたりたる大空の 広きをおのが 心ともがな」と、どうやら明治天皇の御製らしい。心の狭い私にぴったりだね! 天道様はしっかりと見ている。
明治天皇がどのような思いでこれを詠んだかはわからないけど、天皇が「大空のような心を持ちたい(自分の心としたい)」と言っているんだもの、一般庶民の私が毎度のように「謙虚になれ」だとか「広い心をもて」とか言われても仕方ないよ。なんか納得した。
表面の言には、「千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰え 百足の室も突隙の煙を以て焚く」。意訳を見ると、「些細なことを軽く見て、慎まないとそれが原因で大きな失敗を招くことがある」と、要は謙虚になれ、ということです。アリとキリギリスですね。ずっと言われ続けてるから気をつけてるんだけど、修行がまだ足りないのかな。「あなたは謙虚な人間です」という旨のみおしえが出るその日まで謙虚修行を続けようと思う。(月島めぐる)
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