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2012年7月11日 (水)

いじめと学校

大津市の中学校で、生徒の自殺を受けたアンケートの結果に「自殺の練習をさせられていた」「葬式ごっこ」などという痛ましい記述があったことが明らかになり、大々的に報道されています。

テレビ報道を見ていて感じるのは、同じ中学校に通う中学生のコメントに込められた学校への怒り、絶望、そしてやりきれなさです。

いじめ問題はずっと以前からありました。

今、原発反対デモの呼びかけ人の一人でもあるルポライターの鎌田慧さんも、長くいじめを見つめ続けてきた書き手の一人です。

いじめについての鎌田さんのルポを、電子書籍にて復刊しています。

いじめられる側も、いじめる側も、ただ見ていることしかできないまわりの子たちも苦しい。

鎌田さんの著作を通して、子どもたちの叫びに耳を傾けてください。

鎌田慧コレクションII いじめ社会の子どもたち

http://honto.jp/ebook/pd_10162451.html

日本を震撼させた酒鬼薔薇事件の分析に始まり、様々な国の教育事情からみた日本の異常さを訴え、実際に問題の起こった学校へ出向き講演を行う。子ども社会で生じる問題は大人社会の病理の表れであるという主張を崩すことなく、次々と指摘される問題はあまりに重い。90年代後半に出されたこのルポが訴えるいじめ問題の解決を、現代の私たちはまだ成し遂げていない。いじめは個々人の性格の問題なのではなく、たんに学校の構造の問題なのだ。それに気付くはずもない子どもたちが犠牲になる学校という集合体は、けっして健康なものとはいえない。「鎌田慧コレクション」第2弾。

鎌田慧コレクションVI いじめ自殺

http://honto.jp/ebook/pd_10165210.html

「『おれは死にます。これは自殺じゃない。他殺だ!!』自室で縊死した的場大輔君は、小さな紙切れに赤いサインペンで、最後の叫びを書き遺している。それらの紙片を、仏壇のある部屋の座卓の上にひろげて、父親の孝美さんは、とめどなく語りつづけた。中学生で人生を終えたわが子の不憫さ。いじめられていたわが子の苦痛への想い。それに気づくことなく、救いの手を差しのべることのできなかった親としての歯がゆさ。いじめを認めたがらない学校側の無責任。いじめた子どもたちへの憎しみ。いてもたってもいられない。にもかかわらず、どうにもできない無念。そして、まわりの陰口。被害者が、地域の恥さらしになり、補償金がはいったなどのあられもない噂がたてられる。裁判で訴えたい気持ちと、そのことによってはじまる地域での孤立の恐れとの葛藤。どうしたらいいのか。心の中をいきつもどりつする悲しみと迷い。それらが、切れ目のない長いモノローグとなって噴きだしてくる。」(本書あとがき「先生、人間になってください!」より)「鎌田慧コレクション」第6弾。

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