東京みくじ巡り/新井薬師梅照院
新井薬師梅照院へ行ってきた。薬師と名のつくとおりここは本尊が薬師如来の寺で、眼病平癒と子育てというかなりかけ離れた分野が専門らしい。本尊は秘仏で寅年のみ開帳されるそうだ。秘仏ってなんか色っぽい響きだと思いませんか。たぶん「秘」がつくからなのだろうけど、滅多に見ることができないものの神秘さというのは、風が吹いたときにめくりあがるスカートからパンツがちらり見えるか見えないか、もしくは前かがみになったVネックのセーターからブラジャーが見えるか見えないかというチラリズムに通ずるところがあってとてもいいです。罰当たりな喩えですみませんね。
さて、新井薬師は寺だけどみくじがあったので引いてきた。7や49に縁があるのかは知らないがよくあたる。今回は49番という泣けてくるような数字を引いたが、運勢は吉だったからよしとする。
開運招福お守り入りなのであけてみると寿老尊が入っていた。毎日の心の平和と円満な家庭作りを授けてくれるらしい。心の平和は私に一番必要なのでありがたい。このお守りは全部で17種類あるようで、七福神のほか招き猫や小槌、だるまなどバリエーションに富んだお守りが入っている。最近ではみくじの内容よりも、このような小物のほうが気になる。みくじについてはフォームが一定なので記載内容がほとんど同じで、特徴ある仕様のものであれば読んでおもしろいがそのようなものはめったにない。
この連載をはじめていくつもみくじを引いてきたが、どうも私の運勢はアゲアゲのようで。もちろん謙虚にだとか、目上の人に引き立てられるといった条件がついてくるものの基本的に運がいいらしいのだ。まぁ、神様仏様に言われなくてもわかってはいたけれど、文字にして伝えられると嬉しいものです。私は運がいいからね♪と、とても前向きになれます。マイナスの言葉を言われたり口にすると気分が盛り下がるけれど、プラスの言葉をかけられるとハッピーな気分になるじゃないですか。前向きな気持ちになると自分にも周囲にも優しくなれるし、そうなるとあの人はできた人だという評判が立つようになって、それによって新しい仕事が舞い込んでくるかもしれないし、素敵な恋人もできるかもしれない。これはまさに「引き寄せの法則」ではないか! 自己啓発本や占いもいいけれど、幸せな未来が訪れてほしい人、幸せな恋愛を求める人は、今すぐ100円握りしめて神社か寺へ急ぐのだ。ジュースより安い価格で未来が変わるかもしれない。けど、みくじには凶もあるし、必ずしもいいことが書いてあるわけではない。そういうときは割り切ろう。人間、時には割り切ることも必要だからね。(月島めぐる)
| 固定リンク
「東京みくじ巡り」カテゴリの記事
- 東京みくじ巡り 番外編/箱根神社(2013.07.09)
- 東京みくじ巡り/湯島天神(2013.06.25)
- 東京みくじ巡り/皆中稲荷神社(2013.06.11)
- 東京みくじ巡り/花園神社(2013.05.30)
- 東京みくじ巡り/夫婦木神社(2013.05.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント