東京みくじ巡り/浅草寺2
友人たち4人で駒形どぜうでどじょう鍋を食べたあと、因縁の浅草寺へ参拝に行った。
浅草寺といえば、凶量産型寺院として紹介したところ。私自身がマゾなのか、それとも負けず嫌いなのか、100円かけてリベンジしてきた。
正月の浅草寺は観光スポットということもあって、普段の10割増しの人の多さ。しかも行った日は3連休の中日。そりゃ混んでいる。
とろとろ観光がてら仲見世通りを歩き、見えてきた宝蔵門。そこをくぐるとすぐにみくじ処があるのだが、引くための行列と、引き終えた人たちのかたまりでカオスと化していた。様子を見ていると、やはり凶を引いている人が多く、たまに吉を引いたと喜んでいる大人や叫ぶ子どももいたので、人数多いし回転率は前回よりも高いだろうからイケる! と100円握りしめチャレンジ。
ジャラジャラ振ってみくじ棒を出すタイプなので、振り回ししながら、「大吉こい!それ以外は認めぬ!!!!」と今年も元気に邪な思いを乗せ出てきた数字は75番。引きすぎのせいなのかわからないけれど、このあいだ引いた時も同じだった気がしたんだよね。デジャブ。しかし、「今年の75番はひと味違う。見よ私のくじ運を!」と勝手に思いながら引き出し開けたら凶。その下も、さらに下も凶。凶ボックスですか。
内容も惨憺たるもので、すべてが悪い。特にひどかったのが病気の項。「悪い。(病気になったら)危ない」なにそれ、死ぬの? 風邪引いてこじらせて死ぬとか、そんな感じ? しかも、括弧つき。見たことないよ括弧でくくられている文章なんて。
他2人も凶で、そのうち1人は、「悲しいことが次々起こる」うえ「家が燃える」とあった。具体的すぎる。ぜひとも用心してほしい。
唯一1人、みくじは引かない派の友人がいるのだけれど、彼に「あなたは強運の持ち主だから絶対に大吉出せるから引いてよ。大吉引いてきてよ!」とおだてて引いてもらったら、大吉を引いてきた。意味が分からない。
だが、大吉だからといっていいことが書いてあるとは限らない……と思いつつ見たらいいことしか書いていない。「立身出世して幸せになれる」とか、運勢はすべてよしと大当たりみくじ。英文も「BEST FORTUNE」とGoodの最上級形。
私はだめだったけど、新年早々、「浅草寺の(←ここ重要)」大吉みくじを拝めてよかった。今年はいいことがありそう。病気にさえ気をつければ……ね。(月島めぐる)
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