池田大作より他に神はなし/第27回 呆れ果てた野田“増税不退転”豚足首相以下の、松下政経塾出身の赤ちゃん政治屋共の恥ずべき今の惨状を、名誉会長は40年近く前に鋭く見抜いていた!!!
世界の宗教・思想・文学界を貫く巨星である名誉会長に比すれば、鼻糞や耳糞にも値しないサンピン作家の駄本までが、昔は箱入り上製本として制作され、限りある地球資源をドブに捨てていた。僣越にも名誉会長が本来は受賞するはずだった、ノーベル文学賞を姑息にも謀略でかすめ取った大江健三郎(国際的非難の嵐も記憶に新しい)。あるいは、今度こそ名誉会長が受賞するはずの同賞を、虎視眈々と漬け物樽の陰から狙っているエロ通俗小説家、村上春樹。金と名誉に狂った一部日本人は、文学者に限らず“己の分”という古来からの美徳を、すっかり忘れ去ってしまった(無論、地獄でのたうつ一握りの日顕一派も含まれる)。
重厚な箱入りが実に自然な『心に残る人びと』(角川書店'81)は、箱の絵が東山魁夷の紅葉柄。名誉会長の傑出した写真芸術の前ではケチな売り絵に過ぎないが、本書を担当する事で彼の絵の値段もてきめんにアップしたであろう。“一個の人間として 世界のリーダーと語りあった すべてを綴る最新エッセー”(帯のコピー)。自らの露出は出来るだけ控え、各界の著名人の横顔をまず浮かび上がらせようとの、名誉会長の昔からの謙虚さがまず心を打つ。大江健三郎、村上春樹といった傍若無人な若者には、その爪のアカでもふりかけにして、最低3膳はご飯を食べて欲しい。
日本の文学者も昔からこうではなかった。例えば井上靖氏。氏は名誉会長と並ぶ、アジア地区のノーベル文学賞有力候補として知られていた。惜しくも受賞されないまま逝去されたが、生前の行動はいかにも生っ粋の日本文士と言うべき、透徹した高潔さに満ちていた。恥ずかしながら未読だが(ネットでも物凄く高い。1日も早い岩波文庫入りを!)、1975年には『四季の雁書』(潮出版社)という名誉会長との往復書簡集も刊行。研ぎすまされた純文学作家の眼力は恐ろしい。後に全世界から300を超える名誉学術称号を受ける事になる、名誉会長の先進性を既にこの時期から喝破していた。真の芸術家は例え他人同士であっても、共通する美意識の流れの中で固く結ばれているのか?
本書にも「歴史と人間を求めて行動する 井上靖氏」との章が。互いにノーベル文学賞の有力候補という、俗人間ではケンカ種になりかねない微妙な問題に関しても、人間主義で結ばれた芸術家同士には、単に呼吸をするに等しい問題のようだ。1世紀に1人ないし2人出るか出ないの天才の心持ちは、失礼ながら推測するしかない(注*無論、名誉会長のみを指す。正直に言って、井上氏級の人物は100年間に約1000人は現われる)。難解な言葉を極力排しながら、2世紀間に股がる哲学を全身の力を抜いて語る下りには、聡明すぎる故のパワーであろうか、一種の恐怖感さえ抱いてしまう。
““生涯青春”という言葉を、私が往復書簡に書きおくったところ、甚(いた)く共感されて、「そういう生き方でなかったら、いかなる仕事もできないということを、私自身、この年令になって痛感しております」と返書にしるされていた”(81ページ)
異体同心・師弟共戦・広宣流布・報恩感謝・横浜神戸(奈良京都)、そして“生涯青春”! 病床にあられても、その指導力に微塵の衰えも見せない、名誉会長の哲学的言語の数々と威力。“一種の恐怖”との表現が、少しもオーバーではない事が納得いただけたと思う。松下幸之助氏との交流も、「庶民の肌合いをもつ経済人」(94ページ)において詳細に触れられている。既に松下政経塾の設立に着手していた時期で、ここでも名誉会長は今の事態(民主党のていたらく)を見通した、大胆な予言的発言を。
“…塾の構想について、十項目ほどの質問もいただいたので、できるかぎりお答えしたつもりである。とくに、国家意識の強調をなるべく避け“国家”よりも“人間”を全面に主張したほうがよいのではないか、などを僭越(せんえつ)ながら申し上げた”(100ページ)。
名誉会長の人間主義の教えを忘れた、松下政経塾出身の野田総理、前原、枝野、樽床他のチンピラ政治家集団が、いかなる醜態をさらしているかは、皆様ご存知の通りだ。彼等こそ本書を再三再四熟読すべきであるが、金と権力に取り憑かれた亡者共に、もはやそんな理性は残っていまい。後は日顕一派と同じ地獄への片道通行路を、みじめにトボトボ歩むだけだ。
「そうか!諸悪の根源、松下政経塾には最初から、池田大作の悪知恵も入ってたのか。さすがは自民党とタッグを組んで、長年原発を推進して来たカルト組織の頭目だ。政経塾出身の政治家は日本より米国の利益に忠実って言われてるけど、昔“真似した電器”こと松下電器が、米国の何倍もの値段でカラーテレビを国内販売してたのと同じ。根元から腐ってる。井上靖なんて単なる通俗作家。もう石坂洋次郎や源氏鶏太と同じ運命たどってるし。ノーベル賞だなんて周囲におだてられた、アホな当人が思い込んでただけ。井上の賞欲しさの見苦しさは有名でよ。左翼の新日本文学界にまで毎年カンパしてたし。創価学会だろうが左翼団体だろうが、自分の虚栄心のためなら何でもした爺さんだよ。それを見抜けないあんたの崇拝する名誉会長って…。根が同じ性格なんだろうな」(一部妄言はカット済み)
新年早々、元フリーライターで現警備員の古くからの友人が、突然事務所に乱入を。まだ3時過ぎなのに既に酒の臭いがプンプン。派遣先の職場で新年会があったらしい。妻子に逃げられ、薄給でめったに酒にもありつけないため、意地汚く飲んだらしく、勝手に聞くに耐えないオダを上げた後で、ソファーで寝込む始末。人間主義に触れる事なく、遠くない日に肝硬変か何かで死んで行くのだ。可哀想だが既に大人である他人の人生を、誰にも指図はし得ない。
“驕れる波浪よ なにかせむ 邪悪の徒には 栄えなし 地涌(じゆ)の正義に 民衆(たみ)の旗”「紅の歌」(作詞・山本伸一/作曲・菅沼知彦)より。(つづく)(塩山芳明)
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