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2011年12月13日 (火)

東京みくじ巡り/浅草寺

Sensouji1  他に類を見ない凶の量産地、浅草寺へ行ってきました。ここは凄いですよ! 今まで10回くらい行きましたけど、1度だけ吉を引いただけで、残りは全て凶。やっちゃいけないことだけど、みくじを取ったとき、ついでに下数枚を見たら凶しかなかった。驚愕の事実ですよ。もしかして吉を引くのは宝くじで1億円当たるくらいの幸運とか? 大吉とか見たことないし、存在するかさえもわからないけど、それ引いた人は間違いなく年末ジャンボ宝くじで3億当たるね。
 大吉が存在するかわからない、と書いたけれど、「浅草寺観音籤」の由来と心得という説明書きの中に、『観音籤には一番から百番まであり、その吉凶判断には“凶・吉・末吉・半吉・小吉・末小吉・大吉の7種類があり”ます』とあった。どうやら存在はする模様。いつの日か出会いたいものです。

Sensouji2  さて、みくじの内容ですが、日本語と英語の2言語で表記されています。「凶」もなんか悪そうな感じ(漢字)だけど、「BAD FORTUNE」(futureに見えていた……)の「BAD」もくるものがあります。内容は言わずもがな。ここでも「邪な欲望をもつな。人として間違ったことはするな。有言実行しろ。信仰しろ(要約)」と。そんなに邪悪なのかしら、私の心は。悲しくなってくるよ。

 このみくじで感じたことがひとつ。日本語の運勢欄を見ると、「良くない」という単語が使われている。実際のところ凶が出た時点で「悪い」のだから、「良くない」なんてマイルドな表現を使わず、大胆に「結婚・付き合い 悪い結果が待っています」とか「旅行 間が悪い」ってなかんじではっきり言ってくれればいいのに、と。英文のほうを見ると、「Marriage and employment are both bad.」とあって、「付き合い」って「仕事」のことだったのかい!と驚くと同時に、「both bad」とあっさりと「どっちも悪いよ」おっしゃってくれている。私だけなのかもしれないけど、みくじにおいて「良くない」という表現がどうしても気持ち悪く感じるのはなぜなのだろうか。
 この件を考え出すとみくじ巡りではなくなるので置いておくとして、浅草寺のみくじの凶率は驚くほど高いので訪れた方はぜひ一度引いてみてください!そして、大吉が出た方がいたらコメント下さい……。(月島めぐる)

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