東京みくじ巡り/第三回 鷲神社(後編)
前回の続きで、鷲神社の残り2つのみくじをご紹介。
一つ目は、招き猫がついてくるみくじ。袋をみると「神像はお守りとして神棚・机の上等にお祀りください」とのこと。左手を挙げてるので招客万来タイプだから、酉の市で有名な神社にふさわしい猫さん。でもよく見ると、ドラえもんに似ていて、耳と首輪がなければ、猫には見えない……。
二つ目が、ヤマトタケルノミコトおみくじ。こっちは財布や鞄にいれて持っていてください、とあるんだけど、財布に入れるには大きすぎるし、顔がファンシーすぎて持ち歩きも微妙。あまり持ち歩いているところを知られたくないかも。
さて、おみくじはというと、どちらもおなじ種類だった。
招き猫は末吉、ヤマトタケルが吉。末吉の運勢は、「まわりが好意的で仕事が安定しているから、個性発揮して活動的に行こう。でも、運勢はこの先下降していくから調子に乗るなよ(要約)」。吉は、「まわりとの和を重んじて、常に優しくすることを心がけましょう。草木を愛して水を大切に暮らしましょう」。
節水とエコな暮らしを心がけ、仕事がうまくいっても調子に乗らないで、周囲の人たちに優しくしましょう。……なんか、いつもいつも同じようなことを神様に言われているような気が……。
個々の運勢は、願望「人に支えられ叶う」「願いは届く」、待人「便り待て」「遅くなるが来る」、失物「解決の糸口あり」「探し方次第で出る」と同じような内容のものもあれば、建築「決断は早めに」「準備不足」、転居「良い」「よくない」、旅行「問題なし」「散財注意」とどっちだよ!と突っ込みたくなるものだった。
内容が違うのは当然なんだけど、1度で違う種類のものを引いた時に、どっちを優先すればいいか迷う時ってありません? 「問題なし」「散財注意」だと、「旅行の時は散財に気をつければ問題なし」と片付けられるし、家関係なら「前もって準備しておけば、決断を早く下したとしても大丈夫!」と考えられるけど、「良い」「よくないは」のように正反対だと悩む。
あっ! そういうときは、逆に「何もするな」と結論づければいいのか。なんだ解決してしまった。どのような結果であれ「前向きに捉えれば」2個引こうが3個引こうが問題ないというわけだ。
今回の私個人が気になった戒めは、家庭「平和を保つ努力を」「休日を大切に」。家庭不和にならないようには、日々の努力と休日の過ごし方が鍵ということなのね。(月島めぐる)
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