本日より配信 電子書籍のご紹介
電子書籍サイト「honto」にて、アストラの書籍が続々配信中です。
本日より配信するのは次の3点!
民主党波瀾の航海 (鎌田 慧 著)
- わたしは、第二次世界大戦後の世界的な反省と希いを一身に担った、日本国憲法を未来の希望として大事に考えているものである。貧困、抑圧、戦争との闘いを呼びかけ、主権在民と思想の自由を謳った、この平和憲法の理念を惜しみなく捨て去ろうとした自公政権の崩壊は、選挙民の憤怒の力によるものだった。(あとがきより)『コイズミという時代』『くたばれ!自民党』(ともにアストラ)で自民党の責任を厳しく追及してきた著者による、新政権へのエール。あれから民主党は輝いてきたか。それを問うための一冊でもある。(本文より)
- 人が生活を送る上で、日々、他人との比較が生ずるのは、ある程度やむを得ないことではある。しかし、それにとらわれすぎると判断を誤ることがある。「みんながそうしているから私も」「みんながそれを望んでいるから私も」という考え方には注意が必要だ。……本書では「住」を通して、みなさんに様々な穴場物件を紹介した。この衣食住の一つである住宅については、先入観を捨て、柔軟に考えていけば新たな発見がある。……より良い生活を送るためのライフプランを立てるにあたり、本書が、少しでも、みなさんのお役に立てれば幸いである。(「おわりに」より)
- 犯行声明で自らを酒鬼薔薇聖斗と名乗った少年Aが切断した被害者の首を持って向かったのは、殺害現場のタンク山とは別の「暗い森」だった。ロープを伝わって目的地の入角ノ池にまで降りたと供述している。確かに崖に近い急斜面に行く手を阻まれた。ロープが見あたらなかったため、木から木へと半分落ちるようにして池に近づく。薄暗い森に響くのは、池にいる野鳥の羽ばたきだけ。じつは近隣住民さえ存在自体を知らない人が多い。整備されていない森の中にひっそりとあるからだ。池の突端は水を含んだ泥に覆われ油が浮いていた。カメラを構えて踏み出すとくるぶしまで足が沈んだ。足音に驚いたのか水鳥もおらず、枯れたアシとうっそうとした木々、暗い水面だけが視界に飛び込んできた。もちろん誰もいない。この森への入り口となる友が丘西公園は、見晴らしのいいことから地域のバーベキュー大会などが開かれていたという。また、そのすぐ近く、首の切断に使った糸ノコギリを投げ捨てた向畑ノ池では、年末のカウントダウンも開催されていたと聞く。いわば住民の憩いの場を素通りして、少年Aは生首を“鑑賞”するために崖を降りていったのである。犯行声明で自らを酒鬼薔薇聖斗と名乗った少年Aは、「懲役13年」と題する作文で、ダンテの次のような一文を引用した。「俺は真っ直ぐな道を見失い、暗い森に迷い込んでしまった」(本文「90年代 酒鬼原聖斗」より)
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