私は池田大作名誉会長を心底尊敬する者ではあるが、実は正式な創価学会員ではない。在野における名誉会長の、名もなき一心酔者というのが実状だ。本当は栄光の学会組織の最末端に加えていただき、“師匠への報恩感謝”の生活に身を投じるべきなのは、充分承知している。しかし、“下請けエロ漫画編集者”などという賤業の身で、公然と名誉会長を支持しては、傑出した思想に傷を付けかねない。無論、筆者のようなゴミアクタの類いの有無で、何ら影響を受けるか弱い教えではない。十二分に承知している。だが筆者のような者が“報恩感謝の完勝民衆組織”に加えていただいては、結果的に名誉会長に甘える事になる。尊敬するからこそ距離を置くー己を知る者のの、これも報恩の1つの形態とはいえまいか。
『聖教新聞』6月16日付け、「世界公布の勝利の並木道」第2部37回を熟読、益々その思いはつのった。夜這い先生、いや“夜回り先生”として著名な水谷修はこう語っていると、座談会出席者の1人が、『第三文明』7月号の彼の発言を紹介。「創価学会青年部員、すぐに分かります。目が輝いているのです。希望にあふれ、体から『何かをしよう』という意欲(いよく)が感じられます。その理由は、信じるものがあり、生きる目的を自覚(じかく)しているからだと思います。それは信仰の力であり、敬愛(けいあい)する師匠・池田大作先生への熱い想(おも)いが青年たちを力づけているに違いありません」既に青年と言える歳ではないが、夜這い先生、いや夜回り先生が言わんとする事は良くわかる。通俗的反社会的カルト、つまりオウムや革マル派、ヤマギシ会他の狂信集団の連中とは(日本共産党員も加えねば公平を欠こう)、1人1人の眼の輝きが根本的に異なる。師弟完全勝利の真実に目覚めた人間のみが持つ、心の科学反応が放つ驚異の輝きとでも言おうか。
心中に屹立する、我が“広宣流布の黄金柱”の磐石さに自信はある。が、人間は不思議な生き物だ。あえて自らの信心の深さを試したくなるのだ(無論、これは恐れ多くも名誉会長の教えへの疑問などでは毛頭なく、未だ拙い自らへの挑戦・鍛練の一種だ)。例の知り合いの元フリー編集者で現警備員の悪友が(給料の安さのせいで、飲むに飲めずにアル中は完治したと)、嫌がらせにしばらく前に妙な冊子を置いていった。題名を記すだけで吐き気がするが、やはり紹介せねば話は進まない(純粋な同志は以下に眼を通さないで!)。『わかりやすい創価学会の誤り 創価学会の皆さんへ』(『暁鐘』別冊・慧妙編集室編・10年2月発行)だ。表紙を見ていただければわかるが、何とも安っぽくていかがわしい腐臭を発する、下劣な謀略文書なのは一目瞭然だ。写真・レイアウト・題名センス共に、潮出版社や第三文明社の、”輝く幸福な太陽”を想わせる全刊行物とは天と地。邪悪なペテン信仰の毒素濃縮エキスが、ジュクジュクと表紙ににじみ出ている(筆者は口には放射能対応マスク、手にはゴム加工軍手をして腐臭冊子に対応)。しかし驚くのはこれから。
謀略害毒冊子は約110ページ。32項目に渡って、“20世紀を代表する世界的知性”として誰もが認める(世界中から300以上の栄誉を受賞!)、池田大作名誉会長への悪罵がつづられる。民主主義とは面倒なシステムだ。こういうイカれた狂信者達の発言の自由も、あえて保障しなければならないのだ。“師弟共戦”に燃える同志は見向きもしないし、手に取るまでもなくゴミ箱、いやボイラー行きだ。“師匠への報恩”、そして“全員が幸福勝利”を得るに至る、試練の道程と自らに言い聞かせ、執筆者の名前さえ明らかに出来ない、程度の低いデマ検証に着手する。無謀な挑戦だが、在野の心酔者としての義務のようにも思えるのだ。
“一、それでもあなたはニセ本尊を拝みますか 二、この恐い事実を聞いてください 三、毎年咲き乱れる大石寺の桜 四、F取りに功徳なんてありません 五、帰ってきました!◯年振りの大石寺…”。目次の一部をこうして書き写しているだけで、“試練の道程”などと気負った馬鹿な自分を反省。実母と妻、加えて2人の幼い娘を、複数の暴漢に眼前で輪姦されても、これほどの苦痛は心身を襲わなかったはずだ。「なぜ警察は全員を牢屋にぶち込まない!」途中で何度も絶叫したほどだ。途中放棄しようとも。しかしそういう中途半端な考え、振る舞いは、求道・団結・行動を貫いての、師匠への報恩精神に欠けると言い聞かせ、屈辱の悪罵にグッと耐えた。哀れみさえ抱いてしまう、“人道への反逆者”の悪罵とはかくのごとし。
“…学会の金集めの体質を、世間ではどのように言われてるいるか、会員の皆さんは知っていますか。「オウム心理教は、入信の時に身ぐるみ財産を剥(は)ぎ取(と)られるけど、創価学会は、死ぬまで毎年毎年、有(あ)り金(かね)を全部、持っていかれる”(八、新聞啓蒙や“財務”はもうイヤ!)
“「世界広布には、お金がかかる! いるんです! だから、出せッ!つーのッ! 出せッ! 出せッ!…出せッ! ねーッ。(略)私はそう言います。出しなさい! ねーッ。だから、社長の奥さんに『何言ってんだ!出せッ!』と言ったんですよ。ねーッ。『あんた、いくらやってんのー? あんたハッキリ言えないんだったら、私が言ってあげる。今度の公布基金は百万だしなさいよ! 皆の前で言っておくから』…ねッ。婦人部長は、ちゃんと百万、取りに行って!」(青森県内における婦人指導部会)まったく開いた口がふさがりません。”(二十四、財務を搾り取る仰天指導!)
“…宗門から破門されるや、池田サンは「反逆者には『この野郎、馬鹿野郎』でいいんだ!」とか、「あのー、まぁ、日顕(上人)なんか、その(イヤな奴の)代表だっていうんだ。ほんな、針金でゆわえて、頭をトンカチでぶっ叩いてね」等と”人”に対する徹底排斥を教唆(きょうさ)してきました。そのために、当時、学会の会館では、日顕上人を模(も)した人形と、それを殴(なぐ)るためのトンカチ置いて、来館者にボコボコ叩かせたり、日顕上人のお名前を書いた紙を玄関先に置いて踏み付けさせたり、あるいは、日顕上人に扮(ふん)した人間に罵声(ばせい)を浴びせ、子供にまで石を投げさせて、「ざまあみろ」と大笑いするイベントが各地で行われたのです(ビデオを入手しています)。(中略)この、あまりにも非常識な言い方に、呆(あき)れたり失望したりして創価学会を脱退した人はたくさんいます。あなたも一刻も早く、狂気の呪詛(じゅそ)信仰を捨て、真に自他共の幸福を願う正しい日蓮正宗の信仰に立ち返りましょう”(二七、”呪いの唱題”は変だと思いませんか!?)
「どうだ、お前も今度こそはギャフンだろう?飛んでもねえ野郎だなあ、池田大作の死に損ないって。人間のクズっていうか、世界の末期ガンだな。あ~ヤダヤダヤダ!」驚いた。例の警備員が突然顔を出したのだ。四谷のマンション工事現場での、夜勤明けとか。70年代に青春を送った赤崩れだけに、この程度のデッチ上げ謀略文書で、異体同心・師弟直結・報恩感謝・創価家族の鉄壁の精神で武装した、無冠の友の信仰が揺らぐと思い込んでるのだ。浅ましい人間もいる。本来は彼も悪人ではない。しかしアル中気味で収入も激減、呆れた奥さんも子供連れで家出を。以降は転落の一途。そういう人間を、地獄を這いずり回る一握りの日顕一派が狙う。アルカイダが貧しい子供に親切げに接近、結局は自爆テロリストとして育成するように。彼等を地上から影も形もなく消し去らない限り、“師匠への報恩”は完遂されたと言えない。師匠&民衆完全勝利の日までファイト!!(つづく)(塩山芳明)
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