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2011年6月 3日 (金)

OL財布事情近年史/第31回 月収19万円で貯蓄1500万円! これからますます増えそうな「ちょきん・せつやくOL」(前編)

連載「OL財布事情の近年史」は、2013年12月に単行本『女と金~OL財布事情の近年史~』として発売されます。

各年代のOL像を、イラストを交えて解説する辛酸なめ子さんのプチ時評つき。辛酸さんには、カバーイラストも描いていただきました。

エピローグには最新の女性誌お財布事情が書き下ろされ、女性誌創刊号の画像50数点を掲載。30年ぶんの「OLの財布の中身」が一気に見える本となりました。

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 近頃のOLの節約術が面白すぎて、もっと、もっと見てみたいと中毒症状である。ちょうど1年後の『日経WOMAN』2011年5月号、「貯蓄1000万円最短ルート」にさらなる進化を期待してみていこう。
 この記事は、「この時代を生き抜くマネーの知恵を伝授」とのサブタイトルのとおり、東日本大震災後のくらしを見据えて、「この時代に本当に頼れるのは貯蓄という結論に!」として、「貯蓄1000万円を目指す」ことを提案している。1000万円とはハードル高いなー、となんとなくのOLイメージであるが、今や貯蓄意識は相当な高みにきているらしい。同誌の読者アンケートによると、なんと貯蓄の目標額の平均は「41歳までに1044万円」である。回答者の平均年齢が35.3歳、現在の貯蓄額も平均504万円と、すでにマネープランを着実に遂行している層の回答とはいえ、さらっと平均1000万円超えはおどろきだ。
 貯蓄の目的は、「老後の生活のため」51.0%、「リストラ・失業など不測の事態に備えて」34.2%が他を圧倒し、以前なら上位だった「旅行のため」は21.8%、「結婚のため」も17.0%と高くはない。逆に「住宅購入のため」15.2%、「両親・親族の生活を支えるため」12.3%など、大黒柱か長男か、といった項目も挙がっている。少子化、晩婚化の結果、女性も一家を支える大事な人材となった。貯蓄はもはやたしなみではなく必然となってきたのか。

 そう考えると、楽しみだった節約術も、少々見る目が変わってくる。29歳DTP オペレーター、月収19万円で貯蓄1500万円。高校時代からバイト三昧で、大学卒業時にはなんと650万円貯まっていたという。中学の時に経験した阪神淡路大震災がきっかけで節約グセがついた、というがここまで結果を出すというのが感動すら覚える。現在も家賃3万5000円の格安物件に住み、服はほとんどリサイクルショップ、コスメは100均、食材は「30%OFF以上でなければ買いません」と徹底した節約生活。さらに週末にティッシュ配りやキャンペーンガールなど単発のバイト、ネットアンケートや商品モニターなどで謝礼やポイントを稼いで年間20万円の副収入も。月1回のスノボや毎日の晩酌、趣味のギターなどでプチ贅沢しながらも、毎月8万円の貯金という神業ぶりだ。(つづく)(神谷巻尾) 

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