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2011年4月 8日 (金)

『原発暴走列島』速報!ゲラ読み【第3章】

4月下旬発売の新刊『原発暴走列島』速報!ゲラ読み

3章 悪魔の選択プルサーマル

 福島第1原発事故で何が一番危険だったのか。それは、3号機で使われているMOX燃料と呼ばれる物質である。強調して報道されてはいないが、政府の対応で3号機への給水活動が優先して行われていたのはその理由である。本章では、その「福島原発3号機の危機は95年から始まっていた」という書き出しから始まる。

 MOX燃料とはプルトニウムとウランが含まれた物質で、それを軽水炉で燃やすことで発電する。このプルサーマル発電は、安全性に関する保障が全くない。事故が発生すれば被害は通常の原子炉事故の数十倍、数百倍に上るという。今ここに私が書いたことを、一体国民のどこまで知っているのだろうか。テレビニュースの報道を聞いているだけでは、知ることのない事実である。

そして、このMOX燃料を使用することになった原因が、9512月に発生した福井県の高速増殖炉「もんじゅ」の事故なのだという。この事故によって大量に余り続けることになってしまったプルトニウムの対策として、プルサーマル計画が生まれたという。これでは、事故から教訓を得たわけではなく、事故が事故を引き起こしたといえるのではないか。文部科学省の公式ページにある、「エネルギー資源に乏しい我が国において、高速増殖炉開発を進めることは必要であり、「もんじゅ」はその中核となる重要な施設です。」今、私はこの言葉を全く信じることができない。赤字で強調してある文字も、あがいているようにしか感じられない。

(枝元 葵)

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