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2011年4月29日 (金)

OL財布事情の近年史/第26回 『日経WOMAN』『Hanako』の時代きた!88年創刊(後編)

連載「OL財布事情の近年史」は、2013年12月に単行本『女と金~OL財布事情の近年史~』として発売されます。

各年代のOL像を、イラストを交えて解説する辛酸なめ子さんのプチ時評つき。辛酸さんには、カバーイラストも描いていただきました。

エピローグには最新の女性誌お財布事情が書き下ろされ、女性誌創刊号の画像50数点を掲載。30年ぶんの「OLの財布の中身」が一気に見える本となりました。

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前編はこちら

 一方『Hanako』は、モデルにっこりの表紙ではなく、オーストラリアのアーティスト、ケン・ドーンの絵というのが斬新だった。コアラがサングラスかけているイラストは、たまらなくお洒落で新しく感じたのである。誌面は大特集主義でなく、コラム的な情報が続くが、創刊号(88年6月2日号)の冒頭はもちろんファッションでもメイクでもなく、賃貸物件。「“陽当たり良好・徒歩5分だけじゃ いや。すぐ借りられます。厳選27物件」で、ウォーターフロントのマンション、建築家がデザインした部屋などを紹介している。一人暮らしも単なる憧れではなく、「だけじゃ いや。」とワガママを発揮する消費の対象となってきた。
 続くのは、なんとマネー記事。「貯蓄はゲーム、自分の力でお金持ちになる時代です。」と、思い切りマネーゲームを煽っている。萩原博子、木村佳子ら女性マネー評論家が台頭してきた頃だが、このお二人、節約や年金破綻に視点をシフトして今でも人気の萩原さんに対し、株一筋、さまざまな投資法を追求し続けた木村さんは最近お見かけしない。お金は水もの、と身を持って教えてくださっているのですね。
 『Hanako』といえば東京の街情報、というイメージだが、創刊当時は現在とも、当時の女性誌とも一線を画す。「TOKYO CHECK&CHECK 今夜はココで食べる、明日は……。」「自分の住んでいる街を愛してんだ。」「首都圏混雑エリアのマップ付き駐車テクニック」等々、おごってもらったり助手席専門だったりする女の子とは違う、自分の意思で東京を遊ぶ女性のための情報という、意図がみてとれる誌面であった。
 働き、遊び、自立した女性。WWとハナコさんのお財布を次回から分析していこう。(神谷巻尾)

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