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2010年4月 1日 (木)

池田大作より他に神はなし/第9回 正直な子供の眼だからこそ、池田名誉会長の飛び抜けた作家魂を見落とす事はなかった。小林秀雄や平野謙や三島由紀夫が見逃しても、小学6年生の少女トリオはしっかりと見ていた!!!

 驚いた。前回本欄で取り上げた、池田名誉会長の御高著、『池田大作名言100選』(中央公論新社)を、例の佐藤優が、その平和主義を云々と、『創』4・5月号の連載で絶賛していた。ふざけるなっ!! 今さら何だ!? お前のような、世の中がどっちに転んでも困らないように、共産党系を除く主要メディアに、無節操な迎合記事を書いてる”野獣系アグネス・チャン”が(アグネスは『赤旗』にも登場、商人としての徹底振りで佐藤を軽く凌駕)、世界のリーダーたる名誉会長の偉大な業績を、横からかすめ取ろうとしている。うっとうしい張り子の野獣め!

 人間の器を考えよ。確かに名誉会長も荒れ狂う障魔との闘いの中、大阪で臭い飯、いや国家権力の薄汚い野望で、一時的に牢に幽閉された。獄中派の佐藤も、そんな点から気易く名誉会長に親しみを抱いたのだろうが、結局は外務省というコップの嵐の中で争った、元一役人に過ぎない。それが戦略家と外貌においてナポレオンを、詩人としてはゲーテ及びランボーを、平和運動家としてはガンジー&キングを、カメラマンとしては篠山紀信プラスアラーキーを、風下に置いて久しいと言われる名誉会長に、平然とタメ口を叩くとは…。一時的に原稿が売れたからと、師との距離関係に眼を閉ざす、“弟子の増上慢”は厳しく批判されねばならない(人類は1人残らず名誉会長の弟子だ)。

2_2  名誉会長は『大白蓮華』3月号の巻頭言、「未来の勝利は「今」にあり」で、法華経の一節、「未だ得ざるを得たりと謂い、未だ証せざるを証せりと謂えり」を引用、我らに鋭い警告を示された。

 “人生(じんせい)の万般(ばんぱん)において、慢心(まんしん)は向上(こうじょう)を止(と)める。油断(ゆだん)は大敵(たいてき)だ。個人(こじん)も団体(だんたい)も、傲(おご)りから衰退(すいたい)が始(はじ)まる。これは歴史(れきし)の教訓(きょうくん)だ。/師弟(してい)とは、永遠(えいえん)に増上慢(ぞうじょうまん)の命(いのち)を打(う)ち破(やぶ)って前進(ぜんしん)し、勝利(しょうり)する力(ちから)である。”(3p)

 『大白蓮華』は『潮』や『第三文明』と異なり、めったに書店で見ない。日本共産党で言えば『前衛』に当たる、意識の高い幹部向け理論誌という性格が強いので、そう部数も刷ってないのだろう。ただ『前衛』とは大違いの面も。B5判平とじで120pだが、定価がた…たった200円(本体190円!)。基本3段組で、情報量もタップリなのにこの値段(しかも宣伝ページはほぼゼロ)。“良心的出版物”を絵に描いたような貴重な1冊だ。

 『週刊新潮』他の一部インチキイエロージャーナリズムが、財務云々等のゲスの勘繰り記事を掲載、良心的な知識層のヒンシュクを買ってるのは周知だ。実は多くの寄付はこういう形でめぐりめぐり、我々弟子に利息を付けて還付されているのだ。この“信念のエコロジーシステム”とも名付けるべき、名誉会長の先見的施策は、結局は青少年の健全な育成から、戦争絶対反対世界平和、そしてグローバルな地球温暖化防止へとリンクする。余りの洞察力に、我らは時に言葉を失う。だが厳粛でいて優しい名誉会長の、“気構えははランボー技法はゲーテ”と称される言葉が、天から降り注いで日顕一派との勝利の戦に疲弊した、同志1人1人の胸に深く染み通る。

 “共々(ともども)に 願初(がんしょ)に誓(ちか)いし 同志(どうし)なば 恐(おそ)るるものなし 勝利(しょうり)勝利(しょうり)と”

 末尾の“勝利勝利”との、日本語美学の粋を極めた韻の運びに、文学愛好家の多くが、萩原朔太郎の「望郷」や金子光晴の「鮫」を想起、「一体1人の人間の才能が、ここまで果てしなき分野で炸裂した例が、かつて人類史にあったろうか?」と、何度目かの茫然自失状態に陥るのだ(朔太郎100年、ゲーテ1000年、大作万年との悟りを胸に秘めつつ)。

 名誉会長の慈愛は、女性、そして子供たちにはより徹底して発揮される(例の知人のフリーライターなら、「何だ女好きのロリコン爺さんか?」などと方言しかねない。幸い今日は、酒臭い息をまき散らして乱入して来ない。ホッ!)。恥ずかしながら『大白蓮華』を読むまで、昭和63年の冬に、こんな心暖まるエピソードがあったとは知らなかった。会津若松市の、3人の小学6年生の女の子から、手紙が届いたのだという(宛先は不詳)。

 〈“雪国の冬を、元気に有意義(ゆういぎ)に過(す)ごすため、「図書館まつり」を開催(かいさい)する。その中の「作家の手紙コーナー」に展示(てんじ)するため、池田先生に手紙を書いてほしい”との内容(ないよう)でした。彼女(かのじょ)たちは、同校の女子部員が「図書館まつり」のため持参(じさん)した『大平洋にかける虹(にじ)』を読み、感動して、作者の池田先生に依頼(いらい)してきたのです〉(6p)

1  多忙を極めるのに名誉会長は、わざわざ直筆で3枚もの自筆原稿を、彼女等に送ったのだという(その貴重な直筆書簡の古書価は、現在なら3億円は下らないというのが、神保町の各老舗古書店々主の共通の見方だ)。「ギャハハハハハ…!! 大作の野郎が作家だなんて思うのは、アホ親の洗脳を赤ん坊の頃から受けた、小学生まで。中学校に入れば誰もまともになるって。その3人も大人になって思い出して、吐いてんじゃねえか? それより、ウチの娘バイトに雇ってくんね? 駅弁大学やっと卒業したのに、就職決まんなくて。俺も仕事ほとんどねえし、親子で失業ってのも…」

 例の悪友がいつの間にやら…。“青年よ いつまでも 甘い考えを 抱(いだ)いていてはならぬ 現実は 厳しい”(世界桂冠詩人・池田名誉会長の1949年の創作、「微笑」より)。この酔いどれ友達は、前進も革命も障魔との闘いも知らぬまま、酒に溺れて死んでしまうのか? いや、私がいつの日にか名誉会長の教えを彼や家族にも!!!(つづく)

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コメント

池田先生の平和 文化について よく知りもしないで 悪口を書いている人達のほうが よっぽどくさってる!

投稿: はてな | 2010年4月18日 (日) 23時35分

おっしゃる通りだと思います。

投稿: 塩山芳明 | 2010年4月21日 (水) 17時39分

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