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2009年11月30日 (月)

大好評大河連載第5回 太陽であり月であり母であり父である、1000年に1人の天才的宗教詩人戦略家と、同時代の空気を吸える事の比類なき幸福に涙して…!!

Pumpkin11_2   『pumpkin』(潮出版)と聞いて、白夜書房が80年代後半に出していた、わたなべわたるが表紙担当のロリコン漫画誌、『パンプキン』を連想した奴はいいオッサン。表記こそ異なったが後発誌のため、エロの側が改題せざるを得なかったと記憶。

 本家、11月号の特集は、“[幸福になる脳]の作り方”。背も表紙もこれがトップ扱い。絶対に変。池田名誉会長の新連載対談、「母への讃歌」がスタートしてるのだ。当然ダントツのメインとすべき。衆議院選挙大敗以降の聖教新聞社、潮出版社の編集姿勢は大いに問題だ。腰が引けまくっている。何にそんなにおびえる?名誉会長の80周年祝賀の心打つ傑作和歌、“全世界 広宣流布の 雄叫(おたけ)びは 輝く太陽 昇(のぼ)らむ姿(すがた)と”を、10回声に出して詠んでみよ。小沢一郎や石井一、田中康夫ごとき外道政治家を過大評価、今の自分の地位にしがみつこうという、醜い己の姿がまぶたに浮かぶはずだ。異体同心の教えを忘却した姿勢で、“全人類の幸福に捧げた生涯”と、つい最近も米国デイトン市から名誉市民証を贈られた、名誉会長に恩が返せるのか!?(けど、オハイオ州にこんな市があったなんて初耳…。我が居住地、群馬県富岡市レベルの田舎街?『聖教新聞』11月18日付け)。

Pumpkin2  第1回対談相手の、ショボい経歴も不満の極み。サーラ・ワイダーなる米国の婆さんで、エマソン協会前会長と。??? 80過ぎても現役でバリバリ活躍する我らの偉大な師が、貴重な時間をさくべき相手か?『三国志』のヒーロー曹操が(戦略家兼詩人だったトコも、名誉会長そっくり!)、婚活サギ疑惑の木嶋佳苗を相手にするに等しい。潮出版社幹部の精神構造は一体!?“師弟不ニ(ふに) あらゆる難関(なんかん) 乗(の)り越(こ)えて 笑(え)み満面の 同志の輝(かがや)き”。名誉会長のもうひとつの祝賀の和歌を、30回は声に出して詠み、地獄への永遠の敗走を続ける日顕一派と、同じ下り専門エレベーターに乗らぬよう、今から真剣に心せよ。

 しかし、1000年に1人の天才は恐ろしい。かくなる忘恩の徒に囲まれながら、名誉会長は耐え続ける。凡人、いや常人なら烈火のごとく怒る。「私を誰と心得る!? 全世界から4000の顕彰を受けた、SGI会長の池田大作なるぞっ!!!」名誉会長は違う。代わりに書くかのようにつぶやく。“そのエマソン研究(けんきゅう)の泰斗(たいと)であり、高名(こうめい)な詩人(しじん)にして、人間教育者(にんげんきょういくしゃ)であられる、ワイダー博士(はかせ)と、このように対談(たいだん)を開始することができました。これほどの喜(よろこ)びはありません”。見よ、あの完勝峰に達した、1000年に1人の者のみが持つこの謙虚さ。山麓をウロつくのみの我らが、師の足跡に近づける日は一体いつ?

 名誉会長の言葉に甘え切ったサイダー婆さん、母親自慢を井戸端会議風にペラペラペラ。会長だって、少なくとも生物学的には人間だ。腹の中では怒りで煮えたぎってるはず。しかし、これっぽっちものぞかせない(現場に立ち会った訳ではないが、行間から推測可能)。図に乗ったサイババ(“サイダー婆さん”の略)、“母に抱(だ)きしめられると、私はいつも心地(ここち)よく感じたものです。どんなことでも、私の感じてることをすぐに感じ取ってくれたからです”と、小学生の母の日の課題作文並の駄弁を弄す。筆者ならナタで6個にサイババの体を分離、返り血で全身を朱に染め盆踊りしてる下りだ。だが名誉会長は、凡人にこそいよいよ優しい(天才共通のモラルか?)。

“私は、「偉大なる尊(とうと)き母の交響楽(こうきょうがく)」と題する長編詩(ちょうへんし)を詠(よ)んだことがあります。/その中で綴(つづ)った一節(いっせつ)が、博士とお母様の麗(うるわ)しい絆(きずな)に重(かさ)なってくる思いがするのです。/「母は太陽である。/ 何より明るい。/母は大地(だいち)である。/限(かぎ)りなく豊(ゆた)かだ。/母は幸運の旗(はた)である。/いつも朗(ほが)らかに/頭(こうべ)を上げて胸を張(は)る」”(90P)。

 さすがはあの世で文豪ゲーテが青ざめ、萩原朔太郎が瞬時に跪いたと言われる、名誉会長の詩的イマジネーション。朗読を繰り返すだけでは満足出来ずに、筆写してしまった(しかも3回!)。驚くべき事に、1回ごとに新たな発見が。名誉会長の日本詩壇における偉業に対し、なぜH氏賞が与えられないのかっ!?ノーベル文学賞は必ずや近く授与されるだろうが、その前に全国の良心的詩人が立ち上がり、日顕一派の文化的野望を打ち砕く、詩人としての勇気を見せて欲しい。

「へっへっへっへっ。“母は太陽である”だと? ひでえパクりだ。平塚らいてうの『元始、女性は太陽であった』を並べ換えただけ。太々しい爺様だ。“母は大地である”“限りなく豊かだ”?バッカじゃねえの?女は産めよ増やせのイモ畑かよ。そういや昔、大人にまじってバス旅行に行くと、酔っぱらったオッサン共が、スケベな歌うたってたっけ。“ゆ~べ母ちゃんと~寝た~時に~足~にさわった~穴がある~♪母ちゃんこの穴~何の穴~♪坊や~良く~聞け~その穴は~お前が通った~トンネルだ~っ♪”とかな。グヘヘヘへ…。1000年に1人の天才的宗教詩人が、盗作まがいの真似したり、女性をイモ畑扱いしていんかよ、ええ?」

 突然我が事務所に顔を出した、知人のフリーライターは真っ昼間から酩酊。底なし不況の出版界で、仕事の激減どころか、倒産、廃刊でギャラのもらいっぱぐれもザラと。我が師への暴言は断固許し難いが、こういう弱い人間を見捨てない友情も、名誉会長の教えの一つだ。しかし、凡人が天才の生き方に学ぶのが、こんなにつらいとは…。「母も太陽も、大作にとっちゃ全部自分のこったよ!おい!ビールはねえのか?」
“あな嬉(うれ)し 創立記念日 祝賀せむ 一千万の 同志は万歳(ばんざい)”
(名誉会長の祝賀の和歌より)酔いどれ者も、慈悲の祈りでいつかは我らの隊列に!!(塩山芳明)

■塩山芳明…雑誌版『記録』にて『奇書発掘』を連載。エロ漫画編集者。著書に『出版奈落の断末魔~エロ漫画の黄金時代』(アストラ)、『嫌われ者の記』『現代エロ漫画』(共に一水社・絶版)、『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)、『東京の暴れん坊』(右文書院)がある。

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コメント

塩山さん、貴台の本を読んだぞ。大畑がくれたので。そこには知らない世界があった。人間、執筆マシンじゃないと生きていけないパルプ漫画の世界。参考になりましたが、うむ。

 ところで、デイトン市ですが、小生行ったことがあり。
 当時住んでいた隣のインディアナ州から行くと、州境を超えたところにある最初の町。ライト兄弟が世界初の飛行機に実験をした町です。
 今も米軍の基地があり、毎年、航空ショーをやっております。小生は、それを見に行きました。
 まじかでみたハイテク航空機・ステルスは迫力がありました。自動機関銃を持った若い黒人兵が機体の脇に立っておりましたぞ。

投稿: ユン | 2009年11月30日 (月) 11時40分

もう2冊、つまり『出版業界最底辺日記』(ちくま文庫)と、『東京の暴れん坊』(右文書院)は身銭で買えよな。もらった本て、昔から頭に入らないって相場が決まってる。

投稿: 名誉会長のために24時間敗退の日顕一派と闘う男・塩山芳明 | 2009年12月 8日 (火) 17時00分

 ちくま文庫は必ず買います。
 お怒りはよく理解いたしますが、見かたを少し変えますと、自腹で買うから読まないという点もあり。欧米人には本を多読するマニアが多い。理由は、図書館を生涯活用して連日2000ページでも読むからです。貧乏人の小生には自腹ではそこまでやれません。
 さて、鹿児島から宮崎まで自転車で走ってきました。なんと取材のときについでに自転車で走りますが、宮崎神宮は面白かった。あのあたりは神武天皇伝説の地。
 でかい神社があって、さすがに天皇の発祥の地と感動しましたぞ、うむ。
 笑ったのは、韓国の百済王の墓も宮崎の山中にあったこと。古文書もあるそうですが。どうみても、あれじゃ、天皇家は血筋的にも帰化人の系譜。頭でわかっていることですが、自分で見て、仰天しましたぞ。
 宮崎神宮の宮司と世間話をしたのですが、面白かった。
 だけど、巫女さんは綺麗な人が多い。つい劣情に駆られてしまいました(赤恥)。

投稿: ユン | 2009年12月16日 (水) 13時48分

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