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2009年4月 8日 (水)

検事も知らない地検のリーク

「あれはどうなっているのか」と刑事部の検事から聞かれた。私に聞いても仕方ないでしょうと答えると「私達も皆、小沢さんの件は新聞で初めて知る。なかにいても全然わからない」とのこと。最初は「さすが検察一体」とひやかしていたのだが今度はこちらから何人の検事に聞いても似たような反応なのでフーンとなかば信じるようになる。

一般に裁判官から判決内容を事前に聞き出すのは不可能といっていい。逆に警察官は結構いろいろと捜査中の事件を教えてくれる。もっとも「書かないから」と約して聞き出したのに書くと怒られるけど。そもそも取材記者の「書かないから」を信じるのがおかしいのだ。
では検察官は。これまた原則として口が堅い。地検と飲むと時々何かサービスしてくれる場合があるものの小沢氏関連の情報量はこの範囲をはるかに超えている。どこへ行ってもまずいと評判の地検の食堂(何でだろう?)で素面で話し込んでもかわされるのがオチだ。
検事正クラスが「これくらいは情報公開していいだろう」と披露してくれるネタもないではない。しかしそれらは各社がいる場である。小沢氏関連のように各社が独自のネタを、しかも時に正反対の情報が延々と流れるソースとも思えない。

小沢氏関連情報を注意深く読むと意外と今回の秘書による政治資金規正法違反に直接結びつくものが少ない。あるのは時効になっている事案や秘書の被疑事実とは実は関係ない東北地方の談合体質(主役ゼネコンも西松ではない)やすでに地域では当然視されている話が圧倒的に多い。これらは検事が話しても広義には漏洩にならない情報といえる。
また記者がその地を回れば聞き出せる情報も多い。それらを逆に地検に「当て」て検察側が「そうなんだ。面白そうだね」といったフリ?でもしたら「関心を寄せている模様だ」記事は書ける。何しろ小沢氏関連のニュースは旬である。他社が書き飛ばしてくればうちも!となるのが記者のさがだ。そのあたりが一種のあうんの呼吸で「リーク」なる状況を作り上げているのではないか(編集長)

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