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2009年3月22日 (日)

日曜ミニコミ誌!/たぶん日本初、葬式ミニコミ『葬』

Sou1  「葬儀についての、わくわくするようなミニコミを作ってみたかった」というのがこの雑誌のはじまりだ。なぜそう言いきれるかというと、自分が関わっているから。発刊の辞に書いてあるからという説もある。たぶん日本で初めての、葬式系ミニコミだ。
 昨年誕生したばかりの同誌、まだ1号しか出ていない。1号の見出しは「巻頭白黒 お葬式DIY やってみようよ区民葬」「超簡単!プチ祭壇づくり」「喪服のキホンと着ヤセ塾」「葬式オンシネマ」「ビジュアル系ばちあたり歎異抄」「わたしのまちのお葬式」など。葬式の段取りを自分でやってみよう、そうすればあんなムダもこんなムダも省けますよという実用記事が半分で、あとの半分は寄稿コラム・小説、漫画、ルポで構成されている。

 ふざけた表紙だが(南陀楼綾繁氏曰く「ショックを受けた」らしい…又聞き)中身はいたってマジメで、印象に残るように絵をふんだんにあしらっている。「印象に残るように」というのは、「その時、ふと思い浮かぶように」という意味だ。いざというときに動ける喪主というのは少ないはずだ。何かしなければならないことを知ってはいても、片付けなければならないことから順番にやっつけていくとまったく全体像が見えなくなっている。気づくと莫大な金を支払っていて、「葬式は高い、とにかく高い」というイメージしかなくなってしまうのではないか。
 そんな認識がまかり通っているから、「葬式をやる金がない」といって親の遺体を棄てたりするのである。葬祭扶助をもらおう! という頭すらない。それは、チラっとでもそういう情報に触れる機会がなかったからなのではないか。触れないのは、必要ないと思うからだ。必要ないと思うのは、親が明日死ぬとは思ってないからだ。もちろん誰も思いたくはないだろうが、いつかのためにそういった知識を仕入れておくのは、悪いことではないのでは?

 でも、巷に溢れている葬儀関連の本は、作法や手続きに重点を置いた実用書ばかり。「いざ葬式に向かう」人に便利ではあろうが、若い人がパラパラめくるには面白みのない作りだ。かといって軽く仕上げようとすると、儀式系、グロ系の雑学ばかりが勝って、実践書としては参考にならない。

 そんなわけで、めくるのは興味本位でいい、でもいざという時ふっと頭に浮かぶような読み物的実用書を目指したのが『葬』だ。リスペクト『ゼクシィ』×『暮らしの手帖』。
■40ページ440円。取り扱い店舗はこちら(fire foxをお使いの方、表示をunicodeに設定していただくか、Explorerをお使い下さい。)
(奥山、小松)

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