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2009年1月13日 (火)

葛飾柴又女子大生殺人放火事件の現場を歩く

Img_6956_2  上智大学の女子学生・小林順子さんが葛飾区柴又で殺されてから12年を越えた。公訴時効まで3年を切ったことになる。昨年9月被害者の父親は、死刑に相当する凶悪事件の時効の撤廃と、殺人の時効が04年発生までが15年で05年以降が25年に分かれている状況を改善し統一してほしいと訴えた。
 すでに700件以上の情報が寄せられ、延べ4万人も捜査員を投入したにもかかわらず、いっこうに事件が解決しないことへの苛立ちが遺族にはある。

 京成線の柴又駅改札を出ると、寅さんの銅像に迎えられた。渥美清主演『男はつらいよ』の実家があることで知られる場所だからだ。取材に訪れた日、寅さんの実家がある設定になっている駅から帝釈天に続く参道は、新年の参拝客でごった返していた。
 その喧噪を避けるようにして踏切を渡り、歩くこと数分で現場となった元自宅に到着した。毎年、事件の起こった9月9日に両親や警察などが花を手向ける空き地は、人の侵入拒むように鉄パイプで囲まれていた。自宅があったことを示す唯一の痕跡は、土地の一部に残るコンクリートにタイルのみ。玄関だったのだろうか、道に面した道路際から土地の奥へと白いラインとなっていた。事件から約1年は「事件のあかし」として、遺族は娘が殺害後に放火され自宅の焼け跡を黒こげのまま残していたという。しかし解決をみることなく、取り壊さざるを得なくなってしまった。
「(事件が起こってから)もう10年にもなるかしら?」
 近所に住む女性は、私の取材にそう答えた。12年を越えたことを伝えると、「もうそんなに……」と言葉を継ぎ、「私は姪がたまたま9月9日が誕生日だから事件のあった日付まで覚えているけれど、10年を越えるとなかなか思い出せないですよね」と話した。
 事件の風化が少しずつ進んでいることは事実だろう。

※ここから先の記事は…

『あの事件を追いかけて』(本体952円、アストラ刊)にてご確認ください。

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コメント

この事件は近いという事もありたまに柴又へ出向くと思い出していました。何回も家を探せないかと歩きましたが分からずPCの地図で分かり次はお花を持って行こうと思う。今年は15年。親御さんの無念を晴らさせてあげたい気持ちでいっぱい。どんな思いで娘さんの死を理解したのか…憎き犯人はまだ何処かでのうのうと生きてる事は同じ子を持つ親として許せない。亀有警察何してる!!

投稿: ちび | 2011年10月 2日 (日) 05時27分

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