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2008年9月23日 (火)

サイテイ車掌のJR日記/9月18日、関東運輸局からの警告文書

○月×日

 時はどんどん過ぎて行く。9月もあっという間に終盤になってしまった。
 JRは相変わらず、そう、冴えないのだ。9月になってからも事故のオンパレードで、18日にはラッシュ時の相次ぐ輸送障害は通勤通学客に多大な影響を与えたとして、関東運輸局から警告文書が出されていた。テレビのニュースで、呼び出しを受けたJR東日本の神妙な顔付きをした幹部の面々がアップで放映されているのを見た。
 それらの目立った事故は以下の通り。
 4日19時45分頃。中央線と直通する青梅線と、接続する八高線に落雷。青梅線は約3時間ストップ。八高線は終電まで終日ストップ。
 8日18時25分頃。青梅線青梅~東青梅間の踏切でトラックと衝突。約100メートル引きずり停車。先頭車両脱線。トラックの運転手重傷。運転再開は翌朝6時30分頃。
 17日6時40分頃。中央線吉祥寺~三鷹間で信号機故障。約2時間ストップ。21万人に影響。
 18日6時35分頃。常磐線我孫子駅で架線切断。約3時間ストップ。16万人に影響。
 以上。
 他にも何件かの人身事故等もあった。こうした事故の多さに利用客は困ったを通り越して呆れているのではないかと思う。私たち乗務員も出動する度に「今日こそまともに動いて欲しい」と願うばかりだ。また、こうもしょっちゅうだと「申し訳ございません」というアナウンスもはばかられ、どうも気持ちが込められていないような気がしてしまう。
 14日には全日空でシステム障害が起き、欠航など終日混乱したとのニュースを見たが、それでも影響は5万人というからJRの混乱は桁が違っている。
 それにしても、落雷や人身事故は仕方がないとしても、設備のトラブルは100パーセントJRの責任だ。再発防止策となると、とりあえず保守点検の強化ぐらいしか思いつかないが、どうなのだろう……。

 閑話休題。私は冒頭のことを書きたかったのだ。
 今日の点呼で助役にいわれた。「斎藤さん、11月の×日と×日はハチクン(八訓)が入っているからね」。新秋津にある八王子訓練センターで行われる2年に1度の乗務員訓練がもう回ってくるのだ。けど、今はまだ9月だ。まだまだ先のことだと思われるかもしれない。11月のこの日は予定を入れないようにという会社側の計らいによるものだが、ちなみに、来月(10月)の勤務(年休申込み等も含めて)は既に確定しているため動かせないことになっている。
 それはそうと、毎回決まりきった訓練は私たちロートルはもういいから若い人たちだけでやればいいと思うのだが。とはいっても事故等の対応方は何度やっても忘れることが多く、完璧になど到底出来ない私がエラそうなことをいう資格はない。つまり、普段と違ったことをするのが煩わしく感じてしようがないのだ。ま、国交省の指示でもあるし、「はい、勉強してきます」と私は答えた。
 しかししかし、時の経つのは本当に早い。11月のこのハチクンも数日後にはやってきそうな勢いだ。10月にはクレペリン(運転適性検査)、11月には人間ドックも入っている。しかし、早いと感じさせる原因は、何よりも私達の仕事は勤務時間が毎回違うという点が1番であるように思う。
 明日は日勤、明後日は泊まりと、来る日も来る日も勤務表とニラメッコしながら追っていくから。泊まりで1度出勤すると2日が過ぎてしまうから。月末には2ヵ月先の休日が指定され、先先先と先のことばかり考えてしまうからではないのか。
 土日休みの一般サラリーマンと違うのは確かだろう。2日間の休日が終わり、明日からまた仕事だという時に、朝起きて「さあ、今日から……、出勤時間は、え~と、17時59分……」。想像してみて下され。仕事になんて行かなくていいなら休みたいけど、これってツカレルものですよ。

 話が逸れたついでに、私は天候に左右されるタチで、いつもさわやかに晴れてほしいと願うのだが、残暑も秋晴れも殆どないような今月は沈んでばかりいた。だが、9月は雨と台風の季節でもあると切り替えるものの、どうもスカッとしない。
 先日、「八王子のカラオケに来てるから出て来いよ、4人いる」と同僚から電話があった。気乗りはしなかったが、久しぶりだからと出掛けた。4人は既に酔っていて上機嫌。歌も五木ひろしや吉幾三などの演歌でみんな上手い。
 私は「おそうじオバチャン」(憂歌団)や「颱風」(はっぴいえんど)などで吠えまくった。「典はいつもみんなが知らない歌ばかり歌うんだよな」といわれたが、歌がヘタなことをそれでカバーしているというのもバレバレだった。
 いったいどこが沈んでいるのかといわれそうだが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうということをいいたかったわけです。
 ではまた。

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