サイテイ車掌のJR日記/ロッカーの土産
同僚のロッカーの上に田舎からのお土産を置いておいた。
手渡しすればと思われそうだが、私達は家庭内別居の夫婦さながら、同じ日に出番であっても会わないときは全然会わないのだ。
ところが、3日経ってもそのままなので、さすがに心配になった私は彼のロッカーの真ん前まで行ってみた。で、名前を見て唖然。苗字だけが同じで全く別の人のロッカーだったのである。
事の顛末はこうだ。仮に彼の名前を「佐藤良夫」だとしよう。そのロッカーの人は「佐藤典夫」で、良と典の一字違いだったのだ。「佐藤が2人いたなんて知らなかったよ~」。結局、私がよく確認しなかったということに尽きるわけだが。
それにしても、最近はこうしたウッカリが多い。乗務中のミスでなくてよかったが、やっぱり年なのだろうか。 喫煙室で一服していると助役達が入ってきたのでこの話をすると皆大笑い。指導助役が「ネタが出来てよかったね、また書くんだろ」などとのたまう。私は「こんなくだらないことは書かないよ」といい返したが、ん!? やっぱりこうして書いてしまっているんですね。トホホッ。(斎藤典雄)
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