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2008年8月14日 (木)

◆新連載◆サイテイ車掌のJR日記/3・13判決

「3・13判決」について、私は「とんでもない判決」「裁判官によってこうも判断が変わってよいものなのか」と前号で書いたが、裁判にいつも携わっている弁護士ですら「手抜きの判決」「姑息な判決だ」といっているくらいだから、やはり相当に不当な判決なのだろう。

 以下はある著名人がいっていたことだが、「裁判所は親分が白といったら黒いものでも白で、ヤクザ業界と似ているところがある。先のイラク空自派兵違憲判決を下した名古屋高裁の青山邦夫裁判官は退職直前で、住基ネットで同様な判決を下した大阪高裁の竹中省吾裁判官は自殺した。職か命かを賭けない限り政府与党の口パクを繰り返すしかない。やくざゴロツキの司法だよ」と、言葉は汚いが明快だ。
 なるほどと思うが、こんなことではいけないとそれを証明するのは至難の業だろう。また、驚くことに、「私が神だ」などといい放つ裁判官もいるそうで、国に有利な判決しか出せない、国にたてつく判決は出してはいけないという暗黙の了解が蔓延しているというのがもっぱらの噂であるらしい。

 まったく、どこもかしこも似たり寄ったりの世の中で、怒りよりも情けない気持ちでいっぱいになってしまうのだが、もしこのようなことがまかり通るなら、裁判を最後の拠り所として訴えた人はたまったものではない。浮かばれないし救われない。いったい何を信じればいいのか分からなくなってしまう。これでは国民を愚弄、冒涜しているのと同じではないか。やはり許せない。私たちはただただ公正であってほしいと訴え願うしかない。
 この裁判の報告集会で、加藤晋介主任弁護士は「和解を進める方向も考えていたが、事態は変わった。判決を覆すには判決をもってするしかない。高裁勝利を目指す」と述べたという。ということは、裁判闘争が控訴審へとしっかり長引き、解決がまた先々に延びるのではないかという心配が先行する私で、実は気持ちを奮い立たせるのが一苦労だったりするのだ。

 裁判は全国でやってるが、人口が多い都会は事件が多い分、件数も多い。田舎なんてチョボチョボだろう。それにしても、裁判は時間がかかりすぎる。それと、それに費やす労力などを考えただけで気が重くなるばかりか、気が遠くなりクラクラと目眩さえ覚えてしまうのだ。
 人間のエゴ、驕り、いがみ合い、競争、いじめ、狂気、格差などなど、いざ蓋を開けてみればそのような醜さはどこにでも際限なく渦巻いている。人間同士が共生共存することなど本当は不可能なのではないかと思えてくる。所詮、人間のすることは!? なのだろうか。
 その点、田舎はまだましだ。連れてってもらおうかな、遠くまで。そう、明日にでも、おれの列車で。(斎藤典雄)

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