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2008年7月 9日 (水)

一日が30時間あれば

井上陽水のように「人生が二度あれば」とは思わない。一回で結構だ。それより1日24時間が問題だ。その間を文字通り不眠不休で働いても働いても、1日1食で取り組んでも、エッチなDVDはおろかじっと手を見ることすらせず取り組んでも、終わらない仕事を引き受けていると時計が早い!
そこを何とかするところまで生きていられなかったのかアインシュタイン先生は。

何かが間違っている。20代で忙しすぎるのが嫌で新聞社を辞めた怠け者が40代になって別に背負うものができたわけでもないにもかかわらず20代の時より働いている。何でこうなっているのか自分でもわからない。

書きたいことはヤマほどあるのだ。でもここが実名ブログのつらいところで吐き出してしまうとお得意様や取引先やらを失いかねない。
「王様のように働き、王様のように遊ぶ」とのキャッチフレーズがあった。それにならえば「王様のように働き、王様のように働く」だ。それでは王様ではない。

好き放題をしたくて自分の会社を作った。その結果好きなことができないというジレンマ。このブログに書くのは「一番好きなこと」なのに最後の後回しになった揚げ句に、こうした文章をやっつけで書くしかないパラドックス。抜け出さなくてはならない。そのためには仕事を断るしかない。断るのは簡単なはずだ。でもできない。
ホテル・カリフォルニア状態だ。あの曲が日本でヒットした際に英語がまるでわからないはずのサラリーマンが「フフンフンフンホテル・カリフォルニア。フフフンフフン」と絶叫していた意味が今にしてわかる。言葉がわからなくても込められた意図が胸に突き刺さったのだね。フェイドアウトしていく錯綜したギターアンサンブルは本当は永遠に終わらない。それと同じ。時間よ止まれ。私以外は

……という状態と編集部員は知っているはずなのに「今日は私が代わりましょうか」とか「大丈夫ですか」と誰も言わない。「わかりました」と「すいません」しか言わない。それしか言うなと命じたは私である。だから言わない。それでいい。それでいいのか?(編集長)

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