ゲームで萌える。
久々にすんごいゲームをやった。
その名は、『God Of War』。
友人に薦められたもので、どうやら私の好きなメッタ刺し系殺戮ボンバーものらしい。こう書くと誤解されそうで困るので言い訳しておくと、あくまでもゲームの中でそういうことをするのは好きだが、それらに影響を受けて実際に行動に移したいと思ったことはない。
青少年が人を殺めると必ずと言っていいほど、ゲームやアニメの影響という報道が出る。そして、加害者も影響を受けたというような自供をしたりする。
一ゲームファンとして言わせてもらうと、迷惑だ。日常で体験できないことをゲームの中で追体験することで楽しむのがゲームや映画、アニメなどの楽しみ方であって、それらで影響され発奮し、現実社会で行動してしまうような人には遊んでもらいたくない。要は、ゲームはゲーム、現実は現実と割り切れる人に楽しんでもらいたい。あまりこういうことを書くとご批判コメントを頂いてしまう可能性があるので、本題にはいることにする。 さて、この『ゴッドオブウォー』だが、簡単に説明すると主人公がアテネで闘神アレスをやっつけるというストーリー。
このソフトのなにがいいかというと、まずストーリー。アテネ、冥界、パンドラの神殿で完結するのだが、ストーリーは意外と短いのにしっかりと練り込まれている。 そしてグラフィック。PS2のソフトなのに美しい。戦闘シーン、動いているシーン、ムービーの差があまりない。ストーリーの短さのおかげできれいなグラフィックで全編を作ることができたのかどうかはわからないが、とにかくこれまでにはないくらいだ。
特筆すべきは主人公がかっこいい。フルボイスなのだが、主人公クレイトスの声が玄田 哲章(アーノルドシュワルツェ・ネッガーの声の人)で、ムキムキマッチョ加減と圧倒的な強さが、『コナン・ザ・グレート』を思い出させて萌えた。燃えた。萌え尽きた。
そして両手に巻かれたブレイズオブカオスという名のでっかい剣(鎖が伸びて遠距離攻撃が可)をブンブン振り回し敵をめった打ち。
気持ちよさにも程があると言いたいがこれだではない。敵の頭をつかんでくびり殺すかと思えば、両手を持ち引きちぎる。
このゲームの最大のおもしろポイントは適度に難しい謎解きと、さまざまなトラップの数々。謎解きは善良だが、鍵がしゃれこうべだったりするので、墓を暴いて死者の頭を引きちぎって、普通に入れればいいのに投げつけるように入れる。どう猛すぎるよ、クレイトス。
トラップは極悪。書けない。気になる人は、1900円くらいで売っているので、買ってください。
そして最大の見せ場が、アイテムを取るために交わす熱い接吻。ベサメムーチョ! ブチューッと、30秒くらい交わすとアイテムをくれる。さすが洋ゲー(洋物ゲーム)。日本のゲームじゃこんな取り方はない。
こんなゲームなのに、CEROがDなんて驚き。
海外タイトルでアクションというと、血しぶきとエロの融合がフツー(ってほどではないが……)。日本人が好むようなちょっと血が飛んで、お粗末程度にエッチ(意味もなく巨乳キャラがいるとか)な描写があって、中途半端。ホラーものは断然、日本のソフトがおもしろいが、スカッとする(殺しまくりでスカッとするのも倫理観が問われそうだが……)アクションゲームはやはり日本のものでは物足りなくなってくる。謎解きも結構難しくやり応え充分。
今回は悪いところは挙げなかったが、もちろん悪い部分(直したほうがよさそうな部分)もある。しかし、全体を通して、クォリティーの高いゲームであったことは間違いない。
興味があったらぜひ遊んでください。(奥津)
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