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2007年1月14日 (日)

日曜ミニコミ誌! 東電さんに物申す!/『脱原発東電株主ニュース』

Datugen こんな立場から意志を伝える人たちがいるのか、と感心してしまった。
『脱原発運動ニュース』ならば他にもありそうだが、『脱原発東電株主ニュース』である。
発行元の脱原発・東電株主運動事務局のホームページによると会員数は約450名、会員には国家議員や都議員などもいるという。発足のきっかけは1989年に起きた福島第2原発3号機の循環ポンプ破損事故。チェルノブイリのわずか3年後であり、住民の不安は相当なものだったことが想像されるが、市民の情報公開の要求を当時の東電側は拒否。
そこで、東電と対話する手段として市民側が協力し、同社の株式を得て株主総会に出席することを決めた。91年には株主提案権を得て、以降は多くの質問と議案を提出してきた。
 脱原発・東電株主運動事務局は原発という手段の撤廃を目標に掲げるが、ここ数年の日本の状況はその方向には動いていない。去年にはとうとう青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場が稼働し、新たな原発の設置も検討されている。
供給が不安定という最大の弱点を抱える風力発電は、代替エネルギーとして注目はされていたが普及は拡大していない。
 同事務局では頭を抱え込む事態、のはずなのだが、妙に誌面は明るい部分があったりする。なぜか「ビバ・メヒコ道中記」なる記事が現れ、メキシコの旅行記が綴られたかと思えば、「これだけは言いたい!」というコーナーではFA宣言したものの最後にはカープに残留した黒田を褒める記事が載ってたりする。そして、それらの記事にはミョーにカラッとした潔さのようなものが見て取れるのだ。うーん。つまり、色々抜き差しならない事態が進行中だが明るく行こうよ、ということなのだろうか。きっとそうだろう。
 ともかく、なぜか(他の問題より切迫していない事態という意味で)環境問題のような扱われ方をしているが、電力に関する問題はそれがないと社会生活が立ちゆかない問題だ。
 バカの一つ覚えのように「原発反対!」を唱える気はない。原発の機能と恩恵と危険性を十分に把握しておく必要があると思うのだ。(宮崎)

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