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2006年10月22日 (日)

日曜ミニコミ誌! 神楽坂的なミニコミ

Kagu  さて、今回は「街系」ミニコミである。
 季刊『神楽坂まちの手帳』。表紙を見て分かるとおり、パッと見た感じシック。
 街系のミニコミは「元気と勢いで街の良さをアピール」型と「街のよさをじっくり味わって頂こう」型に大別されるが(本当か?)、この『神楽坂まちの手帳』はハッキリと後者に属します(たぶん)。
 イラストや曲線が少ないせいか、直線的な並びが基調となっていて品行方正な印象を受ける。
 内容も、表紙のイメージとそれほどかけ離れることはなく、オトナ感溢れるラインナップになっている。この14号の特集では「神楽坂と本」として明治時代の文士や印刷所、名編集長を取り上げている。
 特集を読み終えてさらに読み進めると、突然「政界早稲田人脈」などという連載モノ(森田実・執筆)に出くわしたりする。今回は海部俊樹や河野洋平を取り上げている……、のは分かったが、なぜそんな連載を載せているのかはナゾ。
 街系ミニコミには欠かせないイベント紹介や商店の広告も掲載されているが、記事と誌面は「やぁ、遠路はるばる……」ともてなしてくれるでもなく、淡々と並んでそこに収まっている感じがする。
 そういえば、実際の神楽坂もそんな感じするかもしれない。再開発で揺れる下北沢は道端にまで「オレたち下北!」というエネルギーがはみ出してるけど、神楽坂を歩いていて「オレたち神楽坂!」と訴えてくるようなテンションには遭遇することはない。
 ミニコミ的平均以上に記事の中に歴史を扱う割合が大きいので、神楽坂をじっくり見てまわろうという人にとって適した1冊。(宮崎)

(■A5 98P 480円 季刊 展望社)

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