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2006年8月12日 (土)

日刊ゲンダイに『潮』の全面広告が

日刊ゲンダイに『潮』の広告が1面全部を使って出ていたのには驚いたと聞いて驚いた。まさかと思って探したらやっと見つけた8月7日付号4面。たしかに『潮』9月号の全面広告だ。
なぜ驚いたかというと日刊ゲンダイは『週刊新潮』と並んで反創価学会の急先鋒だったとの認識が私にあったこと。いうまでもなく『潮』は創価学会系の総合月刊誌である。最近の日刊ゲンダイがそうでなくなったかどうかは寡聞にして知らぬがゲンダイも馬と裸だけでは厳しくなったのかなあ・・・・と最初は疑った。

だが全面広告の内容から別の推察へとたどり着いた。広告によると・・・・って書くならば『潮』を買って読んでからにせよとの反論が不回避だとここまで書き進めて気づいた。しかし「『潮』を買う」「『潮』を買う」・・・・・・。うーんどうしても自分がそうしているシチュエーションが思い浮かばない。
いったい私がどうしたら「『潮』を買う」ことができるのか。自分としてありえる光景なのか。
私は創価学会そのものは好きでも嫌いでもない。ただし自民党は大嫌いで公明党はグルである。そして公明党の支持母体はダントツで創価学会だ。公明候補がいない選挙区では自民に投票しているともいう。この関係性すなわち自公政権が続き、学会がその票田であり続ける以上は私のスタンスもまた政治的には反創価学会となる。だから「『潮』を買う」自分の光景がありえないのだ。
もちろん公明党が野党に回れば別だ。場合によっては同党に1票を入れぬでもない(ここは実は伏線。張り方が下手なので暴露して先に進む)。

創価学会において池田大作名誉会長は仏様にも近い崇高な存在であろうが学会員ではない私には「池田大作」という人物は「出版界の大物」との印象を出ない。逆にいえばそれほど学会系の出版物は盛んに出されていて結構買われているらしい。
だが視読率となるとどうかな。小誌編集部内では「『潮』の刷り部数と購読者数は『記録』とは比較にならないが熱心な視読率だけで比較が可能ならば同じぐらいだったりして」と小さく盛り上がったことがあるが無論そんなはずはない(あったりして!)。
『潮』には小社の単行本を好意的に紹介していただいた過去もある。読者の信教が何であるかを問う気は全然ないからうれしかった。何の宗教を信じていようが小社の本を買っていただければ気高きお客様である。だがそれは金銭の絡まぬ世界でのこと。反創価の急先鋒が全面広告でカネを少なからずもらって紙面に載っけるのとは違う。

まあそれはいいとして「『潮』を買う」ができないまま広告から意図を読み取る。といいつつ実は近くの書店様まで足は運んだのだ。たぶん総合雑誌のコーナーにあると思って探したがみつからない。だから書店員様に尋ねようとしたが声が出ない。ウー、ウー・・・・。いかん。これでは季節外れの怪獣ウーが出てきてウルトラマンを呼ばなければならない(知っている人も笑えないツボ)。
下らない話はやめて広告に戻る。まず「新連載対談」として池田大作先生が外国人と「二十一世紀の平和と宗教を語る」というハイテンションなタイトルが目に飛び込んできた。
右下に池田先生の対談相手が書いてあったが一瞬「ハービー・ハンコック」と見えてのけぞる。ハービー・ハンコックと池田先生が「二十一世紀の平和と宗教を語」ったらシュールだな(知っている人だけ笑えるツボ)との疑問はすぐに氷解。「ハービー・コックス」だった。知らない外国人。

これもまたいいとしてやっと「別の推察」を述べる。池田先生にページを割くのは学会系出版の決まり事だから仕方ない。問題は「特別企画」として広告の中心に載せられた内容だ。タイトルは「『日中友好』への道を問う」。明石康、石川好、天児慧ら各氏のオピニオンが並ぶ。
いずれも学会系の出版物に時折名を見るのでビックリではないが明石氏はともかく石川好、天児慧の両氏なかんずく天児氏はいわば朝日新聞文化人ではないか。内容も「『靖国』で国際社会から孤立する日本」である。

さあ。自民党総裁選や首相の8月15日靖国神社参拝問題を前にして打たれたこの広告は何なのだ。創価学会とりわけ池田先生が日中友好に熱心なのは知られた話である。だが小泉-安倍ラインは少なくとも「『靖国』で国際社会から孤立する日本」との文脈を「『日中友好』への道」で考えるのは拒絶するに違いない。
するとこの時期のこの主張は暗に学会=池田先生の深謀をうかがうよすがにならないか。それを年中悪口を書かれている(はずですよね。確認してないけど)日刊ゲンダイに打った。ゲンダイの読者は当然反自民・反小泉の色合いが濃い(はずですよね。確認しようもないけど)。
つまり一種の「敵の敵は味方」的な論法で学会は日刊ゲンダイを媒体に選んだ。小泉-安倍ラインが嫌がる主張は小泉-安倍ラインを嫌う読者を多く持つ夕刊紙にはピタリと合う。ゲンダイ側もそれを察知して大人の対応をしてみせたということではないのか。

小泉首相が織田信長だとすると「ラストサムライ」安倍官房長官は豊臣秀吉(出自が違いすぎるが)。となると徳川家康は小沢一郎民主党代表かもしれない。関ヶ原は来年の参議院選挙。小沢代表はすでに衆参同日選挙にまで言及しているから本当に関ヶ原になるかも。となると小早川秀秋が小沢民主には必要となる。まさかその役を買って出るとのメッセージ?

深読みか。深読みだよね。暑くておかしくなっているのかも。余計なお世話だが広告左下の「連載ドキュメント企画」のでかいタイトル「三代会長と九州」はコピーが練れてないよ。一瞬道仁会か何かのことかと思った。これも暑さのせいか。(編集長)

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あなたが学会の悪口を書いているのは今まで学会で気に入らないことがあったのでしょう。そのことに関しては深くお詫びします。しかしそれはすべて学会員がこの信心を広めて幸せな人々を増やしたいと思う行動です。そこくらいこの信心は偉大な力があり幸福への尊極の機械なのです。あなたが批判する気持ちはわかります。それはそんなものがこの世にあるはずがないと思うからです。その気持ちよくわかります。なぜなら僕もそうでした。僕は活動し始めて1年半になりますが、半年くらいはこの信心の力を信じられませんでした。しかし僕は学会員の先輩方をひたすら信じて今までやってきました。それくらい当時の僕は悩んでいました。特に性格面で。もしこの信心をやっていなかったら僕は死んでいたでしょう98%くらいの確率で。嘘だと言うならもし今度そういう話が来たときに嘘だと思ってやってみたらどうですか。そしてその時は三ヶ月この学会についていってください。必ずこの信心のすごさがわかります。

投稿: K | 2007年3月24日 (土) 22時51分

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