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2006年3月 3日 (金)

トリノ五輪閉会式でのAvril Lavigne

永田寿康衆議院議員の身の振り方は今後の日本を揺るがす大問題になるとの危険性をマスコミ始め、まだ気づいていないようだ。だからそれを書きたいのだが、それらしきこともこれまで書いてきたのだが、それゆえに旬を逃してしまうネタがあるので今日はそれを書く。
それはトリノ五輪閉会式で次回開催地であるバンクーバーのカナダ代表としてAvril Lavigneがパフォーマンスを演じたことである。

Avrilが出ることは開会前からわかっていた。まずその決定に驚き、かつ感心した。カナダの代表的歌手といえば現在のところCéline Dionであろう。年齢も38歳と国を代表する者としては落ち着いているしJUNOも取っている。英語圏でないイタリアでもMy Heart Will Go Onは映画の大ヒットにともなって知られていよう。フェデリコ・フェリーニ風の演出にも合う。
だがカナダは20代前半のAvrilを選んだ。結果としてフェリーニ風のなかで異彩を放つ・・・・といえば聞こえはいいが、やや場違いな印象を与えるパフォーマンスとなった。

Avrilは私が勝手に「反Britney Spears陣営」と呼んでいる一群にある。かわいさを前面に打ち出してアイドル化しているブリなんて何さと本物志向のロックを追求するグループだ。といってルックスも十分に重んじる。このブログで再三紹介しているKelly Clarksonと並び立つ存在でAshlee SimpsonやHilary Duffが続く。
反ブリでは重鎮でアメリカのティーンには圧倒的支持を受けているAvrilだが知名度ではCélineには及ばない。華々しくデビューしたものの同時期にNorah Jonesという化け物がいてグラミーの新人賞を逸した。ついでにいえば21世紀のグラミーはNorahとU2で成り立っている状態だ。

問題は本物志向の20代前半のシンガーを日本は代表として送り込めるかだ。つまり次の五輪が日本だったとしてトリノにAvrilに匹敵する人材を派遣できるか。
その前にそもそもAvrilに匹敵する人材がいるのかである。倖田來未? ブーイングだろう。大塚愛? 観客は意味不明に陥ろう。浜崎あゆみ? 苦笑が起きないのを祈るばかり。宇多田ヒカル? なぜ日本代表がフェイクなのだと疑われる。
男でもいいとして誰だ。オレンジレンジ? 苦笑どころか爆笑が待っている。ケミストリー? 静まりかえる。
この際、中堅・ベテランでもいいと広げてもいないなあ。吉田美和? 宇多田とは違った意味でのフェイク感が漂いまくる。とか何とか編集部で話していて結局は

北島三郎しかいない

のではないかとなった。でも観たくはない。それしかないからと原爆を落とす気分である。
こう書けばAvrilがいるカナダの偉大さがわかるであろう。

もう一つはAvrilが何を歌うかの興味だった。それは発表されていなかったので興味津々。私はひそかにSk8er Boiをやるんじゃないかとヒヤヒヤしながら期待していたのだが案の定回避した。なぜヒヤヒヤしたかは歌詞の内容にあるが著作権があるので書けない。ごめんなさい。仕事柄著作権を守る立場にあるので。
実際にはWho Knowsを歌った。これも著作権があるのだが二度も避けてはAvrilのアの字も知らない人には不親切極まるから私の超々意訳で、つまり私の著作に限りなく近づけて紹介する。

日々は常に新しく、同時のそれが最も重要で理由をあれこれ詮索する必要はない。自分自身であることとは何かを発見しよう。それが一番大切

確かに・・・・。改めて五輪という設定でとらえ直して聞いてみると深遠さを届けられる歌詞だ。それを選手団と同世代が歌う。今回のトリノ五輪のマイbest3は

1位 フリージンガーを知った
2位 Avrilのパフォーマンスを見た
3位 NHKが本来の役割を果たしていないのを改めて思い知った

である。荒川静香? 圏外! 圏外! もっとも小社で手記を書いてくれるならば土下座しに行くけどね

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