« 山折哲雄説で考える宮崎勤の闇 | トップページ | 「九段の母」が見つからない »

2006年1月20日 (金)

前原代表は豪雪地帯で体を張れ

前原誠司はどこで何をしているのだ。

18日の自民党大会の神がかった様子を見て、やはり誰がどう言おうと現状では民主党に頑張ってもらうしかないと痛感した。約5年にわたって日本人をバカに誘い続けた、あのライオンとその股肱は得意の絶頂にあって緩み切っている。本当は今こそチャンスなのだ。

前原誠司はどこに居る?まさか東京じゃあないだろうな。北陸に行け。そこにしばらく住み着いて豪雪地帯の人々を救うべく陣頭指揮を執るべきだ。なぜそんな簡単なことがわからないのか不思議でならない。
昨年末からの大雪で既に100人以上が死んでいるのだ。人は必ず死ぬが雪の重みで死にたいという人は少なかろう。ということは100人以上が不幸な死を遂げているのである。
そしてこのままでは死者数の上積みは避けられそうもない。

前原代表よ。あなたの好きな言葉で言ってやる。日本は今、有事なのだ。脅威に覆われているのだ。自衛隊が必要とされているのだ。アンタの出番でしょうよ。
アメリカ軍でもかなわない「自然の摂理」という脅威が雪という爆弾を我が国に投下し続けている。被害は死者100人を超えた。ところが政府・与党の動きはやるせないほど緩慢である。だから野党第一党の出番・・・・のはずではないか。

自衛隊の活動の様子を見て驚いた。さっぽろ雪祭りでデカいモニュメントを造る能力がある災害救助隊としての自衛隊はさぞかしハイテクで雪に立ち向かうかと思いきや、スコップやロープといったレベルにある。これを大問題といわずして何なのだ。
株価が落ちても人は死なぬが屋根が落ちれば死ぬ。繰り返し述べるがそんなこんなで100人以上が不慮の死に至っている。まぎれもない先進国で、冬に雪が降るというだけで、そんな悲劇が起きている。夏に降っているのではない。冬に降っているのだ。
耐震計算を偽装したマンションで100人が死んだら、鳥インフルエンザで100人が死んだら、サマーワで自衛隊員100人が死んだら、大騒ぎであろう。人の命は等価である。民主党は何もかも放り出して切迫した状況にある国民を救い出すために尽力すべきである。そうに決まっている。

前原誠司さん。中国が脅威だとして、たった今の我が国で豪雪と中国人民解放軍のどちらが脅威ですか?国民の生命と財産を守るのが政治の基本である。雪国ではその両方ともが脅かされている。だったら政治家が取るべき道は1つしかない。
「それは政府・与党のやることだ」と野党第一党が口にしたら最後である。それに気づかない政府・与党とは何だと身をもって国民に分からせてこそ民主党を価値ある集団だと価値付けられよう。
前原誠司さん。豪雪地帯であなたは党内でも批判が多い、お好きなフレーズを存分に叫ぶことができるのだ。有事だ!自衛隊が必要だ!脅威だ!国民を守るのだ!そのための予算が必要だ!・・・・とね。何なら米軍の助けを得る努力だってしたらいい。
「自然の摂理」という強敵に対する日米の集団的自衛権発動を叫べばいい。それでは「集団的自衛権」の定義とは違うって?こちとらそんなことは百も承知で書いている。そんな細かいことはこの際どうでもいいのだ。人が死んでるんだぞ!

ライオンを気取っていても60歳を超えた首相に豪雪のなかでの陣頭指揮はできまい。その点、松下政経塾で100キロ行軍をしたはずの前原代表ならば、まだ40代前半のあなたならば颯爽と成し得るはずだ。

そしてそれは何よりも必要とされている。小泉改革という名の下でアホ教育を施され続けた国民の多くは100人以上が死に、さらに死者数の激増が懸念されている国内のたった今の「有事」をそうと思っていない。信じがたいモラルの低下である。
そこに敢然と立ち向かう政治家があると知れば、タイゾーやマドンナや郵政民営化などがいかに下らない空騒ぎであり、実の政治家とは身を呈して国民の生命と財産を守ってくれるのだとわかるであろう。

|

« 山折哲雄説で考える宮崎勤の闇 | トップページ | 「九段の母」が見つからない »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 前原代表は豪雪地帯で体を張れ:

« 山折哲雄説で考える宮崎勤の闇 | トップページ | 「九段の母」が見つからない »