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2005年11月 2日 (水)

イエスマン 迷いなし

11月1日の朝毎読三大紙(この言い方はまだ残っているのか?)の第三次(ワープロ変換したら最初に「大惨事」と出てきた)小泉改造内閣の自民党三役と閣僚の「横顔」を読み比べてみた。
朝日は実績や事実を元に当たり障りのない見出し。読売は性格を中心にしたご祝儀的論調。そして毎日は意外と皮肉っぽい。
例えば留任した武部勤幹事長である。

◎朝日・・・・首相に忠誠、選挙大勝ち
◎毎日・・・・イエスマン 迷いなし
◎読売・・・・自称「偉大なイエスマン」

毎日の「イエスマン 迷いなし」はかなり笑える。見出しだけ読んだら何も考えないで突っ走るイノシシの如き人物としか感じない。「首相の忠臣というこれまでにない幹事長像を実現させた」という注釈も皮肉めいている。民主主義の時代に「臣」として評価を上げた?わけか。
毎日では久間総務会長が「初の多数決断行で信頼」、中川秀直政調会長が「寝業師、粘り強い交渉」とあった。要するに自民党三役は全会一致が原則の総務会で「初の多数決断行」をした総務会長と「寝業師」と迷いのないイエスマンで構成されているということになる。ヒデー三役だな。

閣僚の方はどうであろうか

●竹中平蔵総務・郵政民営化担当大臣
◎朝日・・・・構造改革の旗振り役
◎毎日・・・・「ポスト郵政」でも旗振り
◎読売・・・・小泉改革の象徴的存在

要するにこの人は小泉首相の掲げる改革の旗を振る人物だとの認識が三紙に共通している。火消しのまとい持ちといったポジションなんだね。火を付けて回っているけど

●谷垣禎一財務大臣
◎朝日・・・・再任前に首相から活
◎毎日・・・・入閣5回、手堅い実務派
◎読売・・・・政策通、積極性求める声も

入閣を5回もしながら積極性を求める声もあり首相から活を入れられている・・・・つなげるとこうなる。ダメ人間との印象を受けそうだけれども逆ギレして大増税など言い出さないでほしい。それを積極性とはいわない。蛮勇という。

●安部晋三官房長官
◎朝日・・・・「ポスト小泉」一番人気
◎毎日・・・・北朝鮮に強硬な姿勢
◎読売・・・・1番人気、政策能力は未知数

意外なのは朝日がご祝儀的な書き方をしているに対して読売が「政策能力は未知数」と意外に冷たい点。やっぱり朝日には「あのこと」が響いているのかなあ

●小池百合子環境大臣etc
◎朝日・・・・流れ見極め 勘に定評
◎毎日・・・・「刺客」1号、大勝の象徴
◎読売・・・・「クールビズ」の立役者

何となく新聞記者から嫌われてそう。だって3紙ともバカげたことで評価されている人物と評しているから。流れを見極めて渡り歩き、そこに小泉首相がいたので「これだ」と「勘」を発揮し「クールビズ」で浮かれて、それだけじゃないわよと「刺客」1号となって総選挙の「大勝」につなげた。

●麻生太郎外務大臣
◎朝日・・・・歯に衣着せぬ異端児
◎毎日・・・・実績が問われる1年に
◎読売・・・・「九州男児らしい硬骨漢」の評

この人も記者から嫌われていそうだ。「異端児」は冷たいな。毎日は「高みの見物」風に構えている。読売は「九州男児」と「硬骨漢」という2つの偉大なステレオタイプを並べて何となくお茶を濁した感じ

●中馬弘毅規制改革・行革担当大臣
◎朝日・・・・当選9回、待望の入閣
◎毎日・・・・ハト派、分権に力を注ぐ
◎読売・・・・ライフワークは「都市政策」

三紙とも「どうでもいいわ」的な見出し。朝日は単に事実を述べただけ。毎読の記述も「ふーん」ってなもの。そうか、だから9回も当選していて入閣できなかったんだ。人生いろいろ。閣僚もいろいろ

●沓掛哲男国家公安委員会・防災担当大臣
◎朝日・・・・元技官、地域整備に力
◎毎日・・・・公共事業などで活躍
◎読売・・・・黙々と仕事 信頼厚く

三紙合わせると土建国家ニッポンここにありきの官僚上がりとなる。「元技官」で「地域整備」「公共事業などで」「黙々と仕事」してきたわけだ。まだこんな人がいるんですね

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